7800億円の損をだしたやつが再挑戦!?
これは、半年くらい前の話であろうか。 アメリカにブライアン・ハンターというファンドマネージャー がいた。 (注:ファンドマネージャーとは、 投資・証券・金融関連の会社にて、法人・個人から 預かった金を運用して、(株、為替、不動産などに投資して) その資産を増やし、手数料やコミッションで儲ける人) この人、アマランスと名づけられたファンドにて、 客から金を集めまくり、(有名ファンドになると、 これくらいの金は簡単に集まる。) 天然ガスなどの先物取引を中心に投資をしていた。 そして、なんとみごとに7800億円という天文学的な 数字の損害を出した。 投資の世界は、プロ野球選手の 世界と似ている。 前の年の成績で今年の給料、 場合によっては契約まで決まる。 NYに勤務しているバリバリ・ファンドマネージャー になると年収うん億円なんていう、それこそ、アメリカ のメジャーリーガーなみの資産を持った人もざらにいる。 そんな世界だから、逆に大損するといっぱつで、クビになる。 当然、この人もクビにはなったのであろうが、 なんとこの7800億円もの損害を出した ファンドマネージャーが復活するそうな。 いったいどこの会社が彼を雇うのか知らないが、 “Second Chance”の国、アメリカらしい話である。 俺の経験からいうと、 日本やオーストラリアを生きぬくより アメリカで生きぬく方が難しい。 表向き、“自由の国、実力社会の国“なんて言われているけど、 実は”金と権力の国“ そして、”学歴社会の国“なのだ。 学歴と実力があるやつが上に上り(実力Onlyではだめ)、 権力と金があるやつが国を動かす。 そんな国である。 しかし、その反面、失敗しても再度、挑戦できる環境があるのも アメリカである。 今回の話もまさにそれであろう。 「もう一度、ばんがろうじゃないか。」とでも言って彼に 再度のチャンスを与えたのであろう。 でも、いったいどこの会社が彼を採用したのであろうか。 そして、そんな彼にいったい投資する人がいるのであろうか。 そんな疑問が残るが、きっと投資する人はいるであろうし、 それなりの金額の金が集まるであろう。 それがアメリカなのである。 俺もいつの日かこの業界に挑戦してやる!!
by boeing747taka
| 2007-03-24 22:33
| 市場レポート (株の巻)
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豪州版ウォレン・バフェットを目指す男の研究所
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