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経営危機に落ちているオーストラリアの遊園地


先日、夫婦でここオーストラリアの遊園地のVIP Cardを購入した。 

このカードは$99にてゴールドコーストにある有名な遊園地、

Movie World(遊園地), Sea World(水族館系の遊園地),

Wet and Wild(水泳プール系の遊園地)の3つを2011年6月30日

まで何回も行けるというものだ。 

この値段ではとてもお買い得だと思う。


上記の遊園地は以前に行った事があるが値段がいい値段だったので

購入した。 そして先週末、さっそく妻とMovie Worldへ行ってきた。 


この遊園地はアメリカのWarner Brothersが主体で、

その会社が製作した映画、バットマン、スーパーマン、シュレック

などのライドがある。ジェットコースター有り、ショー有り

のそれなりのものであるが、出身地は東京ディズニーランドの近く、

長く住んでいたアメリカはディズニーワールドなどがあるフロリダ州、

現在住んでいる場所がゴールドコーストの遊園地から車で約30分

の位置と、わざとではないがなぜか遊園地の近くに住んでいる人生

を送っている私には、なんとなく物足りない遊園地であった。 


はっきりと覚えていないが数年前に来た際の入場料は$65以下

だったような気がするが今ではなんと$75もする!! 

それを見た瞬間、$99の年間パスは正解であったのか、

それとも失敗であったのか疑問に思った。 

他のSea WorldやWet and Wild だって同様の値段に跳ね上がっている。 

単純に計算してたったの2回行けば元を取れる。


ちなみに東京ディズニーランドの入場料は大人5,800円、

年間パスポートだと大人45,000円である。 

AUS$1を80円で計算すると$72.50になるので東京ディズニーランド

の方が若干安い結果になるが、何度行っても飽きない

東京ディズニーランドに対し、1度行けばもういいと感じる

Movie WorldやSea Worldがほぼ同じ値段となれば冗談じゃない

と言いたくなる。 ついでにアメリカのディズニーワールドを調べてみた。

10年前に私が住んでいた頃はUSD$50台だったと記憶しているが、

さすがに10年もたてば値上がりはしている、現在USD$87になっていた。 

USD$1を82円で計算すると7,134円になる。 

(ちなみにUSD$をAUS$に換算すると、現在はお互い$1に限りなく

近いのでオーストラリア$に計算したらほぼ同じ$80台後半になる。

Movie Worldより高くなるが、価値ある値段と思う。)

東京ディズニーランドより少々高くなるが、本場アメリカの大きな

遊園地には価値のある値段だと思う。


買い物をして“得した”、“損した”と感じるのはやはりその値段

と同様又はそれ以上の満足感を得れた際に得したと感じるであろうし、

それ以下であれば損したと思う。 それが買い物であろう。 


それを思うとオーストラリアの遊園地は全て“完全に損した気分”

になるような気がする。(笑)

おまけにそのMovie World、ランチに路上の売店のホットドック

を食べたのだが、これがなんと$7.50もするのだ!! 

遊園地を出ればマクドナルドでビックマックセットが帰るではないか!! 

そして家族連れにはポイントとなる“おみやげ店”。 

これも東京ディズニーランド、アメリカのディズニーワールド

のものと比べるととてもしょぼい。 オーストラリア特有の質の悪さに

種類のなさ。 おまけに高いときている。 

こんなじょぼいものに$20も払わんだろうという物ばかりである。 

店を見ていると“やはり”人々は何も買わずに店を出てゆく人が多かった。

海外の観光客はもとより、オーストラリア国内の観光客だって

ばかではない、あんな質のものをおみやげに買うはずがない。

入場料に始まってランチ、お土産ショップまで何もかも損をした買い物

に感じさせるオーストラリアの遊園地、これで経営はなりたつ

のであろうか。そういえばちょっと前の経済ニュースでゴールドコースト

の遊園地の経営が良くないというニュースを見た記憶がある。 

これは決して近年の不景気のせいで海外からの観光客が減っているせい

ではない。 おそらく10年前までは日本人観光客であふれていたで

あろうが、ゴールドコーストは今では中国人やアラビア人の観光客

で潤っている。しかし、彼らはその遊園地には来ないのである。

オーストラリア国内の観光客や地元の人だって同様に感じている

のであろう。 この値段と遊園地の内容、満足度では当たり前の結果

である。 


この私たちが購入した$99のVIP Cardはその経営を立て直す

“皮肉の策”だったのかもしれない。 


まるで破綻する前にコーヒー1杯、1500円をチャージして

“最後の抵抗”している喫茶店を見ているようでしかたがない。



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by boeing747taka | 2010-11-17 19:35 | 番外編:コクピットから見る世界