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ごもっともな話だが・・・・



最近の金融危機に対する救済策として、

アメリカ政府が保険大手AIGや銀行Citi Bankなどに巨額

の援助をするというニュースはまだ耳に新しいでしょうが、

この救済策に関して、ちょっと面白いようなやっかいなような

問題がおきています。



アメリカ大手の金融機関はアメリカの3大スポーツである、

野球、バスケットボール、アメリカンフットボール

やヨーロッパの有名サッカーのチームにスポンサーとして

広告をだしています。 


主な例が、Citi Bankのニューヨークメッツのスタジアム、

Bank of Americaのアメフトチーム、カリフォルニア・パンサーズ

とNYヤンキースの球場、ヤンキーススタジアム、

JP Morganのアリゾナ ダイアモンドバックスのスタジアム、

そして、AIGのイギリスのサッカーチーム、

ユナイテッド・マンチェスターなどです。



このスポンサーは、球場や選手のユニフォームに会社のロゴ

をつける代わりに数年で何十億円といわれるお金が動きます。


今回の金融危機の為の救済策をもらっても多くの会社はスポーツ

広告をやめることはしないと発表しています。 


そこで一部の政治家や政府の役人らが、その広告に反対したり、

逆にその会社のロゴを“米国財務省”に代えろと

怒っているようです。



まあ、ごもっともな話ですけどね、

その政府の援助金のおかげで会社が倒産せずにすむわけですし、

金額からすると半分は乗っ取られたのと同じですから。 


でも、いくらなんでも、あのユナイテッド・マンチェスター

の赤いユニフォームの胸に“米国財務省”なんて書いてあったら、

おもいっきりしらけますよね。(笑) 


日本で言うなら、中日新聞社が財務省から援助を受けて、

中日ドラゴンズが“財務省ドラゴンズ”に変わるといった

ところでしょうか。



この政治家さんや役人さんの意見はごもっともな話ですが、

いくらなんでも、ユニフォームはみのがして

あげたいものですよね。(笑)



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by boeing747taka | 2008-11-25 19:20 | ありえねぇ世界ニュース
新米大統領オバマ氏:その1 その後のゆくえは



今回のアメリカ大統領選挙戦は、俺の予想に反して、

そしてメディアの予想どおりにオバマ氏となった。 


当日、仕事場で、同僚の人たちやボスとその経過をネットで見ていた。

最初、オバマ氏が良いスタートダッシュを切ったが、

途中、マッケイン氏も盛り返した。 

しかし、アメリカの世論は、オバマ氏が掲げるスローガン

“Change”を聞き入れるようにChangeを求めていたようである。

オバマ氏がそのままゴールまで走り去る形となった。 


彼のスピーチを何度かYouTubeで聞いたが、

とてもすばらしい演説をする。

良い事なのか悪い事なのか分からないが、

世界はアメリカを中心となって動いている。 

今回の金融破綻の話だってアメリカから始まり世界に

“伝染”していった。いつも俺は思うのだが、

そろそろヨーロッパや、特にアジアは、

“アメリカに影響されないシステム”を作るべきだと思うのだが、

そうもいかないのが現状であろう。 

オバマ氏が掲げる“Change”にてアメリカが復帰することを願う。



さて今回のアメリカ選挙の結果を見て、驚いた事が2,3ある。

まずアメリカというのは地図を見ても分かるようにとても広い。

その広いアメリカ、田舎の方へ行くと政治、ビジネス、人

が保守的になる。(まあ、どこの国でもそうであろうが。)

そしてその保守的な人はクリスチャンとして価値観が同じだからと

共和党を支持する人が多い。 政治をよく分かっていない人は、

クリスチャン=共和党と思い投票する人もいるくらいである。 


昔から思っていたが、宗教を政治は必ず切り離さなければいけないが、

資金力や人脈を期待している政治家もいるので、

そうもいかないのが現状である。 

それらの田舎州はどうやら今回も定番どおり共和党

(マッケイン氏)を選んだようだが、驚いたのが、

アラバマ州、ルイジアナ州、ミズーリ州、ジョージア州

と南部にある黒人人口が多い州にて全て白人のマッケイン氏

が票を得ている点である。 TVを見ていてもオバマ氏

の演説などシーンの後ろには多くの黒人がいて、

黒人からの支持は圧倒的と思っていたが、

この4州は、マッケイン氏のロビー活動がよほど効いたのであろうか。



そして、次に驚いたのがフロリダ州である。 

おそらくこの州での結果が、今回の選挙結果の象徴でも

あったのであろう。 実はこのフロリダ州の元州知事

は現大統領ジョージ・ブッシュ氏の実の弟、ジェブ・ブッシュ氏

である。 前回の大統領選挙では、最後まで話題になった際

にもフロリダ州の州知事を務めていた。 

彼は兄と違い(?)州民の支持率は最後まで高かった。 

2007年任期終了によりフロリダ州知事を引退している。


その彼の影響力がなくなってのであろうか、

州民は共和党のブッシュ政権(現大統領)にしびれを切らした

のであろうか、共和党よりであったフロリダ州民は今回の選挙

で民主党(オバマ氏)を選んでいる。 これには正直驚いた。 



そして、上記の黒人住居率が多い南部4州にて白人マッケイン氏

が票を取ったのと逆に、アイオワ州やミネソタ州のように

白人人口が80%から90%占める州にてオバマ氏が票を得ている。


まあこれが俺の予想が外れた原因でもあるだろうが、

それだけ、アメリカ人が変わりつつある証拠でもあろう。 

それが、“良い方向への変化”であることを望むが・・・・・



そして、オバマ氏が新大統領に就任することになると、

気になるのが、海外との外交である。 

とりわけ日本には“追い風”になるような気がしてならない。 

それはもとより、肝心のアメリカ新政権が誕生しようとしている時に、

日本では麻生首相が衆院解散するだのしないだのとやっている。

ただでさえ、オバマ氏、民主党はどちらかというと日本より中国

を重視する政策を取っているのに、国の代表がごたごたしていた

のでは、話にならない。 

正直、そんな事をしている場合ではないと思うのだが・・・・



オバマ氏はアフガニスタンや中東に兵を送る事に賛成している。 

となると当然、日本にもインド洋での海上自衛隊の給油活動に加え、

アフガン本土での治安維持活動に参加を求めてくるであろう。 

そうなると国家の支出が増える。 

イコールどこかで税金を“都合“しなければならなくなる。 

更にとても歯がゆい対応ではあるが、現在の北朝鮮の拉致問題

だって、アメリカが中国を重視し始めたら更に進展は更に遅くなる

であろう。 この問題、日本の政治家だけでは残念ならが、

解決する事はできないと思う。



そして、更に打撃を受けるかもしれないのが、韓国である。 

かつての日本もそうであったように、(現在もあるが)

韓国は自国企業を守るために海外からの同様製品に高い関税

をかけている。車がその例である。 韓国に行くと外車が、

他の国に比べてほとんど走っていない。 


簡単な俺の目安ではあるが、ソウルに行けば15%、プサンで5%

くらいであろうか、外車を目にするのは。 

そして、関税の為に、高級車が更なる高級車になる。 

その恩恵を韓国の車企業は受けているのだが、

以前からオバマ氏は韓国の関税に対して意見を言っていたが、

今回、アメリカのトップとなった以上、その圧力は強まるであろう。 


韓国の車企業はその恩恵を受けている間に、

トヨタのように世界市場で戦える製品を作らなければならないのだが、

その代わりに、コストを下げて新車の価格を下げ、

他社では当時やっていなかった10年保証というマーケティング戦略

をとった。 その成果があり韓国車は世界のマーケットに進出

していったが、はたして韓国車が世界市場で戦えるレベル

になっているのかは疑問である。 


高級車を見れば一目瞭然である。 

韓国人の妻の家族でその韓国製高級車に乗る人が数人いて乗せて

もらったが、クラスとしては、レキサスやベンツと同じなのだが、

全体的にどうもちゃちい。(笑) 


値段もレキサスやベンツより一回り安い。

(関税の恩恵もあるであろうが) 


韓国人はどうやら、まだ高級車の作り方を知らないようである。 


そして普通の韓国国民はどうかと言うとやはり外車が韓国

に入ってくれば買うであろう。 

いい例が海外にいる韓国人は高い確立でトヨタなど、

韓国車でない車に乗っている。 

中には「海外でないと乗れないから」と言っている人もいた。 


オバマ氏が韓国の車の市場をもっと開いて“普通の値段”

のカローラなどが韓国市場に参入したら、

韓国の車企業には大損害であろう。 

韓国の政治家は日本の政治家より意見をはっきり言え、

強いと思う。 簡単にオバマ氏の意見を聞き入れはしないであろう。 

そうなると韓国とアメリカの関係もおのずと悪くなっていくであろう。


それを逆算すれば、日本政府は、韓国と中国に今から強い関係

に導かなければならないだろうが、肝心の日本のトップは衆院解散

の事で頭がいっぱいのようである。 

これでは、日本の景気回復はしばらくなさそうな気がする。 


まあ、“世界の中心街”アメリカの景気がよくなれば、

海の向こうから“暖かい風”が吹いてきて日本の景気も少しはよく

なるのであろうが、アメリカの悪い事がすぐに伝染して、

良いことは少ししか伝わってこないなんで、

なんとも残念な今の日本社会である。 


それとも、日本にもオバマ氏のようなカリスマ

のある政治家が必要なのかもしれない。



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by boeing747taka | 2008-11-09 18:41 | 番外編:コクピットから見る世界
アメリカ大統領選挙予想:マッケイン氏が当選



2008年のアメリカ大統領選挙はいよいよあと数日後となった。 

メディアの世論調査ではオバマ氏が有利な立場であると報道している。 

確かに今回の大統領選挙では、オバマ氏の方が話題性としては、

上を行くであろうが、俺はあえて今回、

選挙に勝つのはマッケイン氏と予想する。



これを読んでいる方々は驚かれるであろうが、理由はこうである:



両氏が提唱している政治政策はさておき、

ご存知のとおりマッケイン氏は白人、オバマ氏は黒人

(正式に言えば混血ではあるが)である。 


先週、アメリカでその黒人であるオバマ氏が大統領になる

のに対し反対している白人グループが、最終的にはオバマ氏

の暗殺を企て、地元の黒人を数人、射殺するという事件があった。


 この大統領選挙戦がマッケイン氏とオバマ氏の一騎打ちとなった

地点で俺は、マッケイン氏の勝利と予想したが、

この事件を聞いてその予想は更に確信となった。


この殺人事件は、“それがアメリカ人の本音なのではないだろうか。”

と思わせる事件であった。

(殺人の意味ではなく、黒人の大統領に反対の意味。)



確かにメディアの調査ではオバマ氏の支持率の方が上をいっているし、

あれこれと彼の良い所を報道している。 

しかし、あの調査の際に、「あなたはどちらを支持しますか?」と聞かれ、

人の前ではっきりと「マッケイン氏を支持します」と言い、

理由を聞かれ、躊躇することなくその理由を言える人がはたして

何人いたのであろうか。 


いろんな人種が集まる国、アメリカ。 表立って人種や性別を語るのは

タブーとなっている。 そんな中、仮に心ではマッケイン氏を支持していても、

人前でマッケイン氏と言えば、白人を支持して、黒人を支持しないという

意味に取られるのを避ける為にオバマ氏と答えている人

が多くいるような気がする。 

ましては、黒人の前でマッケイン氏と言えば、黒人はまず怒るであろう。



そして次の理由が、よくアメリカは自由の国なんて言われるがそれは、

アメリカ文化をよく分かっていない人が言う言葉で、

本当のアメリカとは、なんと言っても“金と権力の国”である。 


ブッシュ政権も含めて、マッケイン氏は、金持ち層に税金の優遇をしている。 

おまけに彼は元軍人、というより、祖父、父親や息子まで軍隊にいる

軍人家族である。 そしてなにより、ベトナム戦争では、なんと5年間も

捕虜になっていたという少しでも右に偏っているアメリカ人なら

のめりこんでしまうライフストーリーが彼にはある。 


つなわち、金持ち層と少しでも右に偏っているアメリカ人なら

表向きどう言っていようと、投票の当日はマッケイン氏(共和党候補)

に票を入れるであろう。


そして、仮にオバマ氏が当選したら、先週起きたような事件

を黒人大統領に反対する白人主義団体が起こる可能性がある。


低所得階級の黒人達は、さぞかし自分らが選挙に勝ったかのように

ふんぞりかえり、いばり始め、ますます白人と黒人の溝

はひろがっていくであろう。 

いくら人種や国籍を気にしないおおらかなアメリカ人であれ、

それくらいは感じているに違いない。 

その理由からオバマ氏を避ける人だっているであろう。



個人的にはオバマ氏に当選してもらい、落ちてゆくアメリカ

を救ってほしいという願いはある。 

しかし、非白人である政治家がその立場を利用してアメリカ

のリーダーになるのであるならば、ラテン系かアジア系の方

が無難なような気がする。 ちょうど、あの有名な裁判、

O.J.シンプソン(元アメフト選手、元俳優)の殺人容疑の裁判を、

黒人・白人の懸念を避ける為にアジア系の裁判長、

ランス・イトウ氏(日系)を選んだように。



選挙戦は何が起こるか最後まで分からない。 

前回のジョージ・ブッシュ大統領だって選挙前の世論では、

彼の立場が悪かったが、結局当選してしまった。 

彼のバックグランドには“金と権力”というアメリカで成功するのに

必要な要素を1つばかりか、両方持ち合わせ、

“現代版アメリカン・サクセス・ストーリー”を描いてしまった。 


アメリカでは、昔のアブラハム・リンカーン大統領のように、

貧乏な丸太小屋で育った人が努力してどん底から這い上がって

成功するなんて言うストーリーは、とっくの昔に消えているのである。 

今のアメリカン・サクセス・ストーリーは金と権力がある家庭の

“お坊ちゃん・ストーリー”なのである。



今回の大統領戦、白人対黒人というより、

その”アメリカン・サクセス・ストーリー“の定義が変わるかどうか

を見るのにとても興味深いものである。 



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by boeing747taka | 2008-11-03 20:27 | 番外編:コクピットから見る世界