カテゴリ:番外編:コクピットから見る世界( 23 )
氷山がニュージーランドを直撃!!


去年の暮れのニュースでとてもおもしろい内容だが、

結構と深刻なニュースがあった。 


地球温暖化関連の話であるが、なんでも、その温暖化のせいで、

南極の氷山が溶けて分裂したものがニュージーランドに直撃する

恐れがあるという報道であった。 

まるで映画の話にでてきそうな話だが、南極近辺を走行している

船乗りから通報が何度があり、しかもそのサイズが長さ

150メートル、高さ25から30メートルにも及ぶ、

まるで1隻の船のサイズのものが海に浮びニュージーランド方面

に目掛けて“クルーズ”していたらしい。 


ニュージーランド政府はニュージーランドから400km付近

まで氷山が近づいているのを確認しているし、

オーストラリアの研究者は、20にもおよぶ氷山を確認している

と発表があった。 そして、サテライトから南極を観測すると

1000Kmにも氷山は砕けて散らばっているそうだ。 


もちろん一番、警戒しなければならいのは、その近辺を通る輸送船

などであろうが、“その近所の住民”であるニュージーランド

も映画みたいな話が本当になるのではと、気が気でないであろう。 


最後にこのサイズの大きな氷山が確認されたのは2006年であり、

最後にニュージーランドの土地から目測で氷山を観測できるくらい

に近づいたのは1931年らしい。 


これが続いておこると、少なからずしもニュージーランドの面積

が海につかり面積が減るであろう。 そうなると日本の面積だって

いつの日かは半分以下になってしまうのかな。 


ニュージーランドにとって氷山を海軍船の大砲で破壊したって、

水の量が増えるのは変わらないだろうし、なんなら船に乗せて氷の量

が減っているシベリアやアラスカに送っても、地球規模から考える

と同じ意味であろうし。 


やはり温暖化に対する対策を急がないといけないのだろうけど、

鳩山さん、2020年までに温室効果ガスを25%減らすなんて

“豪語”して大丈夫なのでしょうか(笑) 

言ってるだけで何もしてないみたいですけど(笑) 


彼はこのニュースを知っているのであろうか。




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by boeing747taka | 2010-01-15 19:29 | 番外編:コクピットから見る世界
アポロ11号、疑惑の2分間



  去る7月20日はアメリカにとって、

いや世界にとって忘れる事ができない出来事

が40年前に起こった日であった。 


ニュースでもたくさん報道されていたので

お気づきだろうが、今から40年前アメリカ

が人類で始めて有人ロケットを月に到着させた日である。 


俺は生まれる前の話なので、その“興奮”

を味わう事はできなかったが、会社にいる多くの年配

の同僚は“あの日”の事を懐かしそうに語っていた。 


「そうそう、あの報道のとき、あんなことしながら

聞いていたよ。まるで、異次元の世界の話だった。」

なんてまるで俺からすると、

映画「バックトゥーザフューチャー」でも見ている

ような光景であった。(笑)



  さて、そんな地球上の人間を興奮させるニュース

が報道される中、あの宇宙飛行士が月面に降り立った

シーンやアメリカの星条旗を月面に差したりしている

シーンを実は偽者であり実際に月なんかに到着して

いないなんてうわさが何年も飛び交っていた。


インターネットを知る世代の人から言わせると笑える話

ではあるが、当時からするとそれくらいに信じがたい

出来事であったのであろう。

(まあ、映像技術がそれだけ良くなった事もあるが。)



そんな中、1つだけまだ公に報道されていなく正式な

意見や内容を発表されていない出来事があった。 


それは、その宇宙飛行士が月面にいる際に、

各国の中継映像がなんらかの影響で2分間映らなかったらしい。 

しかし、なぜかオーストラリアの中継だけが受信できていて、

その“疑惑の2分間”に今もなお疑惑のベール

に包まれている出来事があった。



それは、月面にいた宇宙飛行士が、空中を指差して

「あの宇宙船みたいな物体はなんだ!!」

と叫んだ映像があるという事である。



問題はいくつかあり、なぜ2分間通信がとぎれて、

なぜオーストラリアだけ受信できたのか。 



アメリカが“わざと”何かをする為に映像を遮断したつもりが、

オーストラリアのラインだけ“失敗”してしまった可能性もある。 

そして何よりその“宇宙船みたいな物体”とは何なのであろうか。 


可能性としては、次のものが挙げられる。



1. 旧ソ連の偵察船


2. 旧ソ連又はアメリカが以前に打ち上げ、

失敗したロケットの中にいる“帰らぬ宇宙飛行士”

の亡霊があいさつに来た。


3. 他の惑星のUFOか宇宙船



その1.

時代は60年代、アメリカと旧ソ連は冷戦まっただ中、

このアポロのような有人ロケットの打ち上げだって

“我が先に”と争っていた時代である。 

歴史上のデータでは、アメリカが先に有人ロケット

を月に到着させたとあるが、旧ソ連の無人ロケット

かもしれないし、“公開されていない”宇宙飛行物体だって

“あのソ連”ならありうるであろう。



その2.

おもしろい事にロシアの軍事関係の名前を見ていると、

ロケットにせよ戦闘機にせよ、○○―(数字)というのが目に付く。 

しかし、アメリカなどの国のものと違い、

数字が急に飛んでいるものに説明や、

公開されていない物が多すぎる。4号だったのが、

次にメディアにでてきたら8号になっていたり。

その間の5号から7号はどうなったの?と聞きたくなる。(笑) 

そんな“非公開番号ロケット”が宇宙にたくさん出回って

いてもおかしくはないと思う。 

そして、ましては旧ソ連の話である、その中に“帰らぬ人”

となったロシア人宇宙飛行士がミイラになっていても

驚かないであろう。 もちろんそのロケットの存在も、

宇宙飛行士の存在もソ連の記憶から消されてしまって・・・・



その3.

俺は基本的にはUFOの存在を信じないが、

他の惑星に人類に似たものとまではいかなくても、

“生物”はどこかに存在すると思う。各国の軍隊はUFO

を見つけてもデータを隠しているなどという説もあるが、

もしあの時代に“すでに”UFOのようなものができているのなら、

それこそ近い将来、スターウォーズみないな話

が現実になるのかな?(笑)




  いずれにせよ、40年前に“やっと”月に足を延ばした

人類であるが、次の40年でどこまで“宇宙開発”

は進むのであろうか。 果たして人類は宇宙で暮らし

始めるのであろうか。 次の40年でそれが現実になったら、

俺の孫は“宇宙生まれ”になるのかな? 


ちなみに、その“疑惑の2分間”と宇宙飛行士

が叫んだ事に関しては、NASAはノーコメントの態度を示している。



よけいに興味深い話である。 


アメリカ政府が隠して、他の国が何も言わないところをみると、

ひょっとしてアポロ11号の前に、実はすでに有人ロケット

が“一足先に”行っていて予定がくるって“ご対面”

してしまったのではないだろうか。 


しかし、アメリカ政府にとってはその先に行った

ロケットは好評するのに都合が悪いので、アポロ11号を

“人類初”にしたかったのではないだろうか。 


海外旅行ならぬ、宇宙旅行が段々と現実味を増してきている現在、

その真相がばれてしまうのは、時間の問題であろう。 

しかし、ひょっとすると、アメリカ政府は“それ”

がばれるのを恐れてわざと宇宙開発を遅らせている

のではないだろうか。 近年のテクノロジーの急発展を見ても、

40年前にやっと人類が月に上陸しその後の宇宙関連技術

の発展はちょっと遅いような気がしてならない。 

そして、その技術発展の遅れを不景気のせいにするのは、

あまりにも都合が良すぎるような気がする。



みなさんは、その“物体”何だと思います?



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by boeing747taka | 2009-07-24 22:37 | 番外編:コクピットから見る世界
アメリカの車会社は回復できるのか?



先日、アメリカ政府はこの100年に1度

と言われている不景気の影響を大きく受けている

アメリカ車会社などへの救済政策を発表した。 


この発表は多かれ少なかれ市場には好影響であったようである。 

為替市場は、それまでの、金融不安からの米ドル売り・円買いから、

米ドル買い・円売り気配へと変わった。 ダウ・ジョーンズ

や日経平均なども回復の兆しが見始めたかのような

動きもちらほらあり、今年の暮れから来年に向けて景気回復

への期待ができそうな気配である。 


しかし、ここで疑問なのは、アメリカ政府の多額の税金

を利用してアメリカ車会社を救済しようとして、

はたして会社自体は回復できるのであろうか。 


アメリカ車会社の業績不振は何も今回の金融危機から

始まったものでなく、歴史を見返せば、日本車がアメリカ市場

で活躍し始めた80年代から始まっているような気がする。 


当時(と言うより今もある意味そうであろうが)、

アメリカ車はとにかくサイズが大きくしかも燃費ととい

言葉を全く気にしないかのようなガソリンを食う車であった。 

そこへ、性能と燃費が良くサイズも実用的な大きさの車

の日本車がアメリカ市場を賑わせた。 

私はアメリカ車会社の失敗はここで

始まっているような気がする。 


もちろん、このまま何もせずアメリカ車会社が倒産してしまえば、

アメリカ経済はおろか世界経済へも大きな影響があるので、

ほっておくと言う事はできないであろうが、“会社の救済”

という目的として、この救済案ははたして意味があるもの

であろうか大きな疑問である。 

アメリカ車会社は失敗から何も学んでいないような気がする。 



80年代、日本車の快進撃を受けたアメリカ車会社は、

日本車のような性能の車、“売れる車”を開発しライバル会社

に対抗するという、“企業競争社会ではあたりまえのこと”

をする代わりにクライスラー、GM、フォードのトップ

はアメリカ政府に泣きついた。 当時のレーガン政権

は貿易の規制を設定し、政治家は自分の選挙キャンペーン

に日本企業へのバッシングを始め、アメリカ国内で日本車

が売れないようにするように“助け”を求めた。 


その後も90年代にアメリカ政府に日本車に輸入税をかけ

日本車の国内価格をあげるように促した。 

が、日本の車会社は日本の車を現地で生産し、

輸入車扱いにならないという賢明な戦略をとった。 


そして、ついに1994年、アメリカ車が日本を始めとする

世界で売れない理由がわかったのか、世界市場向け(特に日本)

に開発されたネオンというアメリカ車にしては小さめの

4ドアセダンの車がクライスラーグループから発売された。 


この車のマーケティング戦略もおもしろくかわいい親しみ

のある車のフロントマスクと共に“Hi”という掛け声の陽気

な広告で営業を展開していた。 

しかし、この車、“ただ単にサイズを小さくしただけ”

の車で、ただ単にサイズが日本車と同じになったという

理由だけで、日本人が買い始めるはずがない。 

結果は予想通りの結果となり、営業成績は散々たるものであった。 

しかし、手頃な値段であったせいもあり、

日本車サイズの車志向になっているアメリカ市場には

受け入れられて、アメリカ国内ではそれなりの営業成績

を残すことができたようである。 

アメリカの車会社からまともな飛躍が見られたのは

それだけではないだろうか。 

日本企業との提携もあり、燃費や性能が上がってきた

アメリカ車ではあったが、毎年オートショーで発表する

コンセプトカーや新車のアイディアは、

従来のアメリカン・マッスルカータイプのものばかりである。 


確かにコルベットやマスタングのマッスルカーはアメリカ

の象徴であり、アクセルを踏むだけ力強く走りまくる

あの走りにあこがれる人は多いのは理解できる。 

しかし、毎年オートショーにでてくるアメリカン・マッスルカー

は時代を逆方向に爆走するものばかりである。 

この不景気でガソリンの値段が上がっているのに、

燃費の事をまるで気にしていないような販売戦略である。 


現在、トヨタとホンダがこの不景気な市場にぴったりな

ハイブリット・カーの開発、販売にしのぎをけずっている。 

燃費はもとより値段だって市場を騒がせるのには

十分なものである。 おかげで、売れ行きはこの不景気

な時代でもとてもよい営業成績である。 


しかし、“失敗経験”があるはずのアメリカ車会社、

ハイブリットの開発やマーケティング戦略を考えてはいる

のであろうが、トヨタやホンダのような努力をアメリカ車会社

から全く見られないような気がしてならない。

(もちろん提携している日本の会社から技術提供を受けて

ある程度の事はしているのであろうが。) 


アメリカ車会社のマーケティング戦略からは、

“市場が必要なものを提供する”という姿勢がまるで

見られないような気がする。 


今回のアメリカ政府の、車会社への救済策

はアメリカ経済や世界経済を救うという意味なら

価値のある政策ではあるだろうが、

車会社を救うという事がメインならば、結局、


“歴史が繰り返されるだけ”になるのではないだろうか。 



この救済策、巨額な税金を使ってはいるが、

短期的な効力しかないような気がしてならない。




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by boeing747taka | 2009-06-14 21:19 | 番外編:コクピットから見る世界
おすすめ映画:新宿インシデント


いやいや、ひさびさに内容の濃いとても良い映画を見た。



ここオーストラリアでは少々前から放映されていたようだが、

日本では5月1日からの放映のジャッキー・チェンの新作である。

 

名前のとおり、日本の東京、新宿を舞台とした映画である。


この映画の広告を見て、映画のタイトルとジャッキー・チェン

という名前から、“いつもどおり”のカンフーコメディー系

の映画を新宿で撮影したものと想像して見に行ったら、

とてもシリアスな内容であった。 


これは外国に住む移民に、とても心に残る話である。




ストーリーは中国の北部の田舎にてトラクターの修理工

をやっていた主人公(ジャッキー・チェン)が、

東京へ出稼ぎに行った彼女が帰ってこず、連絡もないので、

親戚・親類を頼り中国からの不法入国船に乗り込み

いざ東京の新宿へ。 最初は、不法である事におびえながら、

ごみ処理のアルバイトなどを中国人仲間としていた。


ある日、偶然にも、新宿と歌舞伎町を拠点とするやくざ

の妻として黒塗りのベンツに乗り込む女性を見つけた。 


この女性こそ彼が探し求めていた女性にそっくりであった。 


その後、このままの生活ではだめだと新しい事を始める決意をした。 

その決意はよいが、内容は、中国人移民らが実際にやっている事、

偽のテレフォンカード販売、窃盗、クレジットカード詐欺、

パチンコ詐欺などを仲間とはじめた。

この仲間の中に若い男性がいて、彼はこういう悪さには

向いていないのか、純粋なのか、毎回、しんどそうに

行動しているのを見かねた周りの仲間が彼に甘栗の屋台

を購入してあげた。 


(この弱気な男性役にダニエル・ウーという俳優がやっているが、

あまり中国系の俳優を知らない俺は、

てっきり日ハムのダルビッシュ投手がスクリーンデビュー

したのと勘違いするくらいダルビッシュに似ていた。(笑)) 


彼もほっとして屋台を街中で転がしていたが、ある日、

そのパチンコ詐欺をしている店が彼らの不正に気付き、

見張ることにした。 運が悪く、その詐欺をはたらいている

仲間のトイレ休憩の代わりにパチンコ台に座っていた際

に店の連中に甘栗を売る若い彼が捕まってしまった。 


実はこのパチンコ店、台湾系のやくざ(日本のやくざと

つながっている)が運営するもので、彼は外に連れ出され、

ナイフで顔を切られたあげく、その甘栗の屋台の道具を使って

右腕を切り落とされてしまった。 


ここオーストラリアでは、平気にこんな残酷なシーン

を放映していたが、話によると、アジアの国では、

規制がかかり、このようなシーンはカットされているようである。 



そして、その仕返しにと、ジャッキー・チェンがその台湾系

のやくざの元へ行くが、偶然にもその時、その台湾系のやくざ

が提携しているはずの日本のやくざを殺そうと企んでいたシーン

と出くわした。これはこの日本のやくざの内部紛争

からくるものであるが、ジャッキー・チェンはこの日本のやくざ

を助けてあげたおかげで、彼は死なずにすんだ。 


この彼こそ、いつの日か、偶然に見かけた、探し求めていた

女性のだんなであり、お礼にと彼の自宅に招かれた際に

彼女と再会した。 


失望するジャッキー・チェンでもあったが、

きれいな大きな家に住んでいる姿を見て幸せを祝福もしてあげていた。 


そんなひょんな出来事からその日本のやくざがジャッキー・チェン

に仕事をもちかける。仕事といっても、そのやくざの内部紛争

の為に、トップ二人の暗殺の依頼であった。 

その成功の見返りに歌舞伎町の店やビジネスをまかせるという

約束であった。 


みごとその暗殺に成功し、晴れてジャッキー・チェンは

歌舞伎町の中国人のドンとなった。 

そこで、次々と勢力を強めてゆくジャッキー・チェンであったが、

それと同時に一緒に苦労したはずの仲間の間にも亀裂が入り始めた。 


まずは、右手を失った甘栗を売っていた若者は、

その事を強いストレスに感じ、人格が変貌してしまい、

結局、麻薬につかってしまい、最後はそれにより命を落としてしまう。 


そして、他の仲間にもそれぞれの不満がありそれを

ジャッキー・チェンにぶつけ始めてきた。 



その成功してゆくジャッキー・チェンと彼に歌舞伎町をまかせた

日本人やくざ(後に組長へと出世)を良く思わないほかの組員ら

は次第に彼らをじゃまに思えてきた。 



結局、それが原因となり再度の内部紛争がおこり、

ある夜、ジャッキー・チェンとその日本人やくざのいる場所へ

大勢の組員を連れて暗殺にやってきた。

通常の映画のストーリーならここでジャッキー・チェン

のみごとなカンフー技でファイトといきたいが、

今回の映画は一味、二味違う。 


ちょうどその大勢の組員が内部紛争のために到着するころ、

同じく、ジャッキー・チェンが率いる中国人グループ内でも

ケンカというより紛争がおこっていて、まさか殺すはずがない、

同じ苦労を共にしてきた仲間を殺害し始めた。 

その時、大勢の組員が押し寄せジャッキー・チェン

とそのボスの日本人やくざを殺しにかかった。 

応戦もむなしく、その日本人ボスと、ジャッキー・チェン

は殺されてしまう。 苦労を共にしたはずの中国人仲間

はほとんど殺されてしまった。 

新聞の報道では、歌舞伎町やくざの内部紛争と記されていた。 

という話である。 



もちろん、不法入国や犯罪をおかしてまでの生活

はよくないのは当たりまえだが、

“同じ移民として外国に住む者”としては、

痛いほど彼らの気持ちがわかるような映画であった。 


映画の中でそのジャッキー・チェンの彼女、後に日本にいって

やくざの奥さんになった人が語っていた言葉がとても印象に残り、

いまだに頭にある。 



「必要な物のみが手に入るうちはよかったが、


ほしいものが手に入るようになると人間は変わってゆく。」




これは、人間が生きてゆくのに最低限、必要なもの、つなわち、

食べ物、住む場所があるうちは、家族や友人とそれなりに

和気藹々と生活できたのに、ほしいもの(ぜいたく品)

が手に入るようになると、人間の性格は段々と変わっていってしまう。

という意味である。 なかなかの名言だと思う。 


もちろん、今の自分に満足していたのでは、成長はできないが、

“余計な欲”を持つと人格は変わってしまうものだ。 



この映画、正直な話、英語圏の国の人間には理解ができないと思う。 

なにより、中国人と日本人の区別がつかない人には

映画の話や内容を理解できないと思う。 


そのせいか、始まってすぐに放映回数も少なくなり、

今、チェックしたら(5月21日現在)ブリスベンでは

もう放映されていないようである。 


どうにか探して、みなさんにもぜひ見てもらいたい映画である。




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by boeing747taka | 2009-05-21 19:39 | 番外編:コクピットから見る世界
新米大統領オバマ氏:その1 その後のゆくえは



今回のアメリカ大統領選挙戦は、俺の予想に反して、

そしてメディアの予想どおりにオバマ氏となった。 


当日、仕事場で、同僚の人たちやボスとその経過をネットで見ていた。

最初、オバマ氏が良いスタートダッシュを切ったが、

途中、マッケイン氏も盛り返した。 

しかし、アメリカの世論は、オバマ氏が掲げるスローガン

“Change”を聞き入れるようにChangeを求めていたようである。

オバマ氏がそのままゴールまで走り去る形となった。 


彼のスピーチを何度かYouTubeで聞いたが、

とてもすばらしい演説をする。

良い事なのか悪い事なのか分からないが、

世界はアメリカを中心となって動いている。 

今回の金融破綻の話だってアメリカから始まり世界に

“伝染”していった。いつも俺は思うのだが、

そろそろヨーロッパや、特にアジアは、

“アメリカに影響されないシステム”を作るべきだと思うのだが、

そうもいかないのが現状であろう。 

オバマ氏が掲げる“Change”にてアメリカが復帰することを願う。



さて今回のアメリカ選挙の結果を見て、驚いた事が2,3ある。

まずアメリカというのは地図を見ても分かるようにとても広い。

その広いアメリカ、田舎の方へ行くと政治、ビジネス、人

が保守的になる。(まあ、どこの国でもそうであろうが。)

そしてその保守的な人はクリスチャンとして価値観が同じだからと

共和党を支持する人が多い。 政治をよく分かっていない人は、

クリスチャン=共和党と思い投票する人もいるくらいである。 


昔から思っていたが、宗教を政治は必ず切り離さなければいけないが、

資金力や人脈を期待している政治家もいるので、

そうもいかないのが現状である。 

それらの田舎州はどうやら今回も定番どおり共和党

(マッケイン氏)を選んだようだが、驚いたのが、

アラバマ州、ルイジアナ州、ミズーリ州、ジョージア州

と南部にある黒人人口が多い州にて全て白人のマッケイン氏

が票を得ている点である。 TVを見ていてもオバマ氏

の演説などシーンの後ろには多くの黒人がいて、

黒人からの支持は圧倒的と思っていたが、

この4州は、マッケイン氏のロビー活動がよほど効いたのであろうか。



そして、次に驚いたのがフロリダ州である。 

おそらくこの州での結果が、今回の選挙結果の象徴でも

あったのであろう。 実はこのフロリダ州の元州知事

は現大統領ジョージ・ブッシュ氏の実の弟、ジェブ・ブッシュ氏

である。 前回の大統領選挙では、最後まで話題になった際

にもフロリダ州の州知事を務めていた。 

彼は兄と違い(?)州民の支持率は最後まで高かった。 

2007年任期終了によりフロリダ州知事を引退している。


その彼の影響力がなくなってのであろうか、

州民は共和党のブッシュ政権(現大統領)にしびれを切らした

のであろうか、共和党よりであったフロリダ州民は今回の選挙

で民主党(オバマ氏)を選んでいる。 これには正直驚いた。 



そして、上記の黒人住居率が多い南部4州にて白人マッケイン氏

が票を取ったのと逆に、アイオワ州やミネソタ州のように

白人人口が80%から90%占める州にてオバマ氏が票を得ている。


まあこれが俺の予想が外れた原因でもあるだろうが、

それだけ、アメリカ人が変わりつつある証拠でもあろう。 

それが、“良い方向への変化”であることを望むが・・・・・



そして、オバマ氏が新大統領に就任することになると、

気になるのが、海外との外交である。 

とりわけ日本には“追い風”になるような気がしてならない。 

それはもとより、肝心のアメリカ新政権が誕生しようとしている時に、

日本では麻生首相が衆院解散するだのしないだのとやっている。

ただでさえ、オバマ氏、民主党はどちらかというと日本より中国

を重視する政策を取っているのに、国の代表がごたごたしていた

のでは、話にならない。 

正直、そんな事をしている場合ではないと思うのだが・・・・



オバマ氏はアフガニスタンや中東に兵を送る事に賛成している。 

となると当然、日本にもインド洋での海上自衛隊の給油活動に加え、

アフガン本土での治安維持活動に参加を求めてくるであろう。 

そうなると国家の支出が増える。 

イコールどこかで税金を“都合“しなければならなくなる。 

更にとても歯がゆい対応ではあるが、現在の北朝鮮の拉致問題

だって、アメリカが中国を重視し始めたら更に進展は更に遅くなる

であろう。 この問題、日本の政治家だけでは残念ならが、

解決する事はできないと思う。



そして、更に打撃を受けるかもしれないのが、韓国である。 

かつての日本もそうであったように、(現在もあるが)

韓国は自国企業を守るために海外からの同様製品に高い関税

をかけている。車がその例である。 韓国に行くと外車が、

他の国に比べてほとんど走っていない。 


簡単な俺の目安ではあるが、ソウルに行けば15%、プサンで5%

くらいであろうか、外車を目にするのは。 

そして、関税の為に、高級車が更なる高級車になる。 

その恩恵を韓国の車企業は受けているのだが、

以前からオバマ氏は韓国の関税に対して意見を言っていたが、

今回、アメリカのトップとなった以上、その圧力は強まるであろう。 


韓国の車企業はその恩恵を受けている間に、

トヨタのように世界市場で戦える製品を作らなければならないのだが、

その代わりに、コストを下げて新車の価格を下げ、

他社では当時やっていなかった10年保証というマーケティング戦略

をとった。 その成果があり韓国車は世界のマーケットに進出

していったが、はたして韓国車が世界市場で戦えるレベル

になっているのかは疑問である。 


高級車を見れば一目瞭然である。 

韓国人の妻の家族でその韓国製高級車に乗る人が数人いて乗せて

もらったが、クラスとしては、レキサスやベンツと同じなのだが、

全体的にどうもちゃちい。(笑) 


値段もレキサスやベンツより一回り安い。

(関税の恩恵もあるであろうが) 


韓国人はどうやら、まだ高級車の作り方を知らないようである。 


そして普通の韓国国民はどうかと言うとやはり外車が韓国

に入ってくれば買うであろう。 

いい例が海外にいる韓国人は高い確立でトヨタなど、

韓国車でない車に乗っている。 

中には「海外でないと乗れないから」と言っている人もいた。 


オバマ氏が韓国の車の市場をもっと開いて“普通の値段”

のカローラなどが韓国市場に参入したら、

韓国の車企業には大損害であろう。 

韓国の政治家は日本の政治家より意見をはっきり言え、

強いと思う。 簡単にオバマ氏の意見を聞き入れはしないであろう。 

そうなると韓国とアメリカの関係もおのずと悪くなっていくであろう。


それを逆算すれば、日本政府は、韓国と中国に今から強い関係

に導かなければならないだろうが、肝心の日本のトップは衆院解散

の事で頭がいっぱいのようである。 

これでは、日本の景気回復はしばらくなさそうな気がする。 


まあ、“世界の中心街”アメリカの景気がよくなれば、

海の向こうから“暖かい風”が吹いてきて日本の景気も少しはよく

なるのであろうが、アメリカの悪い事がすぐに伝染して、

良いことは少ししか伝わってこないなんで、

なんとも残念な今の日本社会である。 


それとも、日本にもオバマ氏のようなカリスマ

のある政治家が必要なのかもしれない。



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by boeing747taka | 2008-11-09 18:41 | 番外編:コクピットから見る世界
アメリカ大統領選挙予想:マッケイン氏が当選



2008年のアメリカ大統領選挙はいよいよあと数日後となった。 

メディアの世論調査ではオバマ氏が有利な立場であると報道している。 

確かに今回の大統領選挙では、オバマ氏の方が話題性としては、

上を行くであろうが、俺はあえて今回、

選挙に勝つのはマッケイン氏と予想する。



これを読んでいる方々は驚かれるであろうが、理由はこうである:



両氏が提唱している政治政策はさておき、

ご存知のとおりマッケイン氏は白人、オバマ氏は黒人

(正式に言えば混血ではあるが)である。 


先週、アメリカでその黒人であるオバマ氏が大統領になる

のに対し反対している白人グループが、最終的にはオバマ氏

の暗殺を企て、地元の黒人を数人、射殺するという事件があった。


 この大統領選挙戦がマッケイン氏とオバマ氏の一騎打ちとなった

地点で俺は、マッケイン氏の勝利と予想したが、

この事件を聞いてその予想は更に確信となった。


この殺人事件は、“それがアメリカ人の本音なのではないだろうか。”

と思わせる事件であった。

(殺人の意味ではなく、黒人の大統領に反対の意味。)



確かにメディアの調査ではオバマ氏の支持率の方が上をいっているし、

あれこれと彼の良い所を報道している。 

しかし、あの調査の際に、「あなたはどちらを支持しますか?」と聞かれ、

人の前ではっきりと「マッケイン氏を支持します」と言い、

理由を聞かれ、躊躇することなくその理由を言える人がはたして

何人いたのであろうか。 


いろんな人種が集まる国、アメリカ。 表立って人種や性別を語るのは

タブーとなっている。 そんな中、仮に心ではマッケイン氏を支持していても、

人前でマッケイン氏と言えば、白人を支持して、黒人を支持しないという

意味に取られるのを避ける為にオバマ氏と答えている人

が多くいるような気がする。 

ましては、黒人の前でマッケイン氏と言えば、黒人はまず怒るであろう。



そして次の理由が、よくアメリカは自由の国なんて言われるがそれは、

アメリカ文化をよく分かっていない人が言う言葉で、

本当のアメリカとは、なんと言っても“金と権力の国”である。 


ブッシュ政権も含めて、マッケイン氏は、金持ち層に税金の優遇をしている。 

おまけに彼は元軍人、というより、祖父、父親や息子まで軍隊にいる

軍人家族である。 そしてなにより、ベトナム戦争では、なんと5年間も

捕虜になっていたという少しでも右に偏っているアメリカ人なら

のめりこんでしまうライフストーリーが彼にはある。 


つなわち、金持ち層と少しでも右に偏っているアメリカ人なら

表向きどう言っていようと、投票の当日はマッケイン氏(共和党候補)

に票を入れるであろう。


そして、仮にオバマ氏が当選したら、先週起きたような事件

を黒人大統領に反対する白人主義団体が起こる可能性がある。


低所得階級の黒人達は、さぞかし自分らが選挙に勝ったかのように

ふんぞりかえり、いばり始め、ますます白人と黒人の溝

はひろがっていくであろう。 

いくら人種や国籍を気にしないおおらかなアメリカ人であれ、

それくらいは感じているに違いない。 

その理由からオバマ氏を避ける人だっているであろう。



個人的にはオバマ氏に当選してもらい、落ちてゆくアメリカ

を救ってほしいという願いはある。 

しかし、非白人である政治家がその立場を利用してアメリカ

のリーダーになるのであるならば、ラテン系かアジア系の方

が無難なような気がする。 ちょうど、あの有名な裁判、

O.J.シンプソン(元アメフト選手、元俳優)の殺人容疑の裁判を、

黒人・白人の懸念を避ける為にアジア系の裁判長、

ランス・イトウ氏(日系)を選んだように。



選挙戦は何が起こるか最後まで分からない。 

前回のジョージ・ブッシュ大統領だって選挙前の世論では、

彼の立場が悪かったが、結局当選してしまった。 

彼のバックグランドには“金と権力”というアメリカで成功するのに

必要な要素を1つばかりか、両方持ち合わせ、

“現代版アメリカン・サクセス・ストーリー”を描いてしまった。 


アメリカでは、昔のアブラハム・リンカーン大統領のように、

貧乏な丸太小屋で育った人が努力してどん底から這い上がって

成功するなんて言うストーリーは、とっくの昔に消えているのである。 

今のアメリカン・サクセス・ストーリーは金と権力がある家庭の

“お坊ちゃん・ストーリー”なのである。



今回の大統領戦、白人対黒人というより、

その”アメリカン・サクセス・ストーリー“の定義が変わるかどうか

を見るのにとても興味深いものである。 



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by boeing747taka | 2008-11-03 20:27 | 番外編:コクピットから見る世界
竹島紛争、再び


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去る、8月14日のAustralianというオーストラリア

の全国紙の新聞にどこかの韓国系の団体が、

「竹島は韓国のもので、日本と韓国にある海はEast Seaと呼ぶ」

という抗議の広告を出した。 


添付してある写真のとおり、大型版の大きさの新聞、

丸々1ページである。 


この広告に、この団体は約130万円、使ったそうな。 


この広告が出たというのも日本の読売新聞などに記事

が記載されていたので、このニュースを聞いた人はいるであろうが、

実際にこの広告を見た人はあまりいないであろう。




まず、日本海と呼ばずに、East Seaと呼ぶなんて、

竹島の抗議の“おまけ”にしか聞こえないのは俺だけであろうか。



こういう論議は、いくら自分の国の事とはいえ、

両方の言い分をきちんと聞いて、第三者的な見方をしなければ、

話はすすまないのであろうが、両国の意見はあえてここで

論議しないが、今回、俺が言いたいのは

「なぜ、こんな広告をオーストラリアの新聞に出したのか?」である。



 当日、早速、会社の同僚や仕事関係のオーストラリア人

にこの広告を見せてみた。 彼らは、それなりに教養のある人たち

である。 会計士や、マネージャーレベルの人にだって聞いてみた。



するとみんな同じような反応であった。 

「遠い外国の争いをここに記載する何の意味があるの? 

アジアの新聞に、オーストラリアとニュージーランド付近

にある小さな島のケンカを記載したって、

「あっそ」で話は終わるでしょう? 


この記事だって私たちオーストラリア人からすれば、

「そうなんだ、で、何?」で話は終わるよ。」と。 


確かにこの記事は、韓国人側の意見を世界に認識させるため

のものであろうが、この記事を見た彼ら(オーストラリア人)は、

やはり同じ事を言った。 


「なぜ韓国政府は、自分のものだと国連や国際司法裁判所などで

争わないのだ?」と言った。 隣の人が、自分の庭を、

自分のものと主張してきたら、当然、裁判をするであろう。 


それと同じ事である。 そして、みんな最後に笑いながら、

「竹島で石油でも採れるのか? 最近、ガソリンの値段

が高いからね。それやほしいでしょう?(笑)」と聞いてきた。 



韓国は、歴史の話や地図などから自国の領土と主張している。 


しかし、歴史を見れば、歴史というのは、土地の紛争なんて

“戦争に勝った国”のものになっているのである。 

それを言うならヨーロッパを支配していたローマ帝国はどうなる。 


この時代の地図を見れば、ヨーロッパのほとんどがローマ帝国

(イタリア)になってしまうではないか。 

その後、戦争やらなんやらで、新しい国ができて

“世界に認められ”初めてその土地が“国”となっている。 


竹島や日本海だって同じであろう。 昔どうだったでなく、

“今、どうである”の話ではないか。 それが違うと思うなら、

きちんとした手順で世界に訴えてほしいものである。



それは何より、日本政府がアホなくらいに弱腰だから、

こんな事になっているのであろう。 


ロシアをみならってほしいものである。


ちょっと自国の海に入ったか、それとも国境線を越えたのか

越えていないのか分からないのに、

漁船に発砲して死者までだすくらい“強気”に国境を守っている。 


いくら現在、決着がついていないとはいえ、

“人の国の島”に無断で建物を建てたり、

人がすでに勝手に住んでいるのである。 

これを許している日本政府には本当にはがゆい思いである。


ちなみに、この記事の最後に記載されているアドレス

を見てもらいたい。 訴えるサイトにしては、

本当に物足りない出来上がりである。 


俺の周りのオーストラリア人が「何の為に?」

と首をかしげるのも分かるような気がする。





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by boeing747taka | 2008-09-05 20:21 | 番外編:コクピットから見る世界
訴えられる医者





平成16年、福島県大熊町にある県立大野病院にて

出産の際に帝王切開手術を受けた、当時29歳の女性

が死亡するという事件があった。 

担当をした産婦人科医、加藤被告は業務上過失致死

と医師法違反の罪に問われていた。 


その判決が数日前にあった。 


この事件は、「大野病院事件」として、医師会側

と患者側の対立として大きな注目を浴びていた。 


日本医師会の理事は「『あれで逮捕されたらかなわない』

と、現場の医師の気持ちが萎(な)え始めた」と指摘。

北里大学医学部の海野信也教授(産婦人科学)

は「刑事立件の可能性が医学生にも認識された。

たとえ本人が志望しても親や家族が反対する」

という声明まで発表している。 


裁判で一番問題として取り上げられたのが

“対応をした手術内容が、通常の医師の技量でできるものなのか、

または、医師の技量範囲を超えていたもの”

なのかという点であった。 


加藤医師が逮捕されてから1審判決までの間、

医療現場では緊急で運ばれてきた患者を“受け入れ拒否”

するという社会問題ができあがった。 

そして、それを懸念するかのように、産婦人科を廃業し、

“産む病院がない”地域までできてしまった。 


今回の裁判は、「これで刑事罰が問われるなら、

医師は今後、難しい手術ができなくなる」

という医学会の意見がでるほど全国の医師は注目

していたものであった。



確かに最近の日本人は、どこかおかしい。 

“モンスターペアレンツ”、“モンスターペイション”

などという新しい言葉できるくらい“過剰な文句”

をいう人が増えているのが社会問題にまでなっている。 


そればかりか、“しょうもない自分の用事”

を警察・消防に電話するという驚く話を聞く。

(例:家に忘れ物をしたので、警察に電話して取ってきて

もらおうと頼む。) そんな常識はずれの人間が増えている中、

今回の事件で医師が有罪となれば、今回のような死亡事件

ならまだしも、“どうでもいいこと”まで訴えられ

医師はやってられなくなる、というのが医師側

の言い分であろう。 


しかし、“訴訟の国”アメリカでは、誰かを訴えるなんて

日常茶飯事、当然、医療関係の訴訟も多い。 


“そのせい”であろうか、私自身の経験ではあるが、

アメリカの医療システムの方が日本のものより

しっかりとしているような気がする。 

手術箇所の左と右を間違える、薬の種類を間違える、

などというニュースをたまに日本では聞くが、

アメリカではあまり聞いたことがない。 


“その緊張感”があるゆえんではないだろうか。 

それに日本の医師は、“患者の対応の仕方”を知らない

医師が多いように思う。 目に見える大きな病気でなければ、

口をそろえるかのように、「たばこをやめなさい。 

運動をしなさい。」など小学生でもわかるようなことしか

言えないような気がする。 


以前、私が訪れた千葉県にある、とある大きな病院での

出来事であるが、私は、もともと汗かきではあるが、

その時、いつも以上に汗が出るので、体に異変があるのではと、

その病院へ行った。 すると担当の医者は、

「気温が上がれば、汗はでる。」と言った。 


私の人生で接した専門職の人間から聞いた会話で、

最低レベルの会話であった。

(もちろん、状況などきちんと説明したが、この返答である。) 


30歳も過ぎたいい年をした男が、気温が高いから汗が出ます

と病院にいくアホがどこの世界にいるのであろうか。 


結局、食事に問題があるのでは、栄養士を紹介されただけであった。


そして、アメリカに帰り、同じように病院に行くと、

すぐさま血圧の検査などをして、少々血圧が高くなっている

事を告げられた。 なんという対応の差であろう。 


まるで大人と子供の会話である。 


確かに日本にも優秀な医者はいる。 


しかし、アメリカと違い、日本では優秀な医者は表だって

ドアを開けている医者が少ない為、一般の人はめったに会う事

はできないように思う。 

その反面、アメリカの優秀な医者は一般にもドアを開いている。

 

何年か前に、私はゴルフのケガで肩の手術をアメリカでした。 


その時の外科医は、なんとあの有名な外科医であり、

日本のプロ野球選手や、プロスポーツ選手がアメリカにわざわざ

手術にいくジョーブ博士の弟子であった。 

(注:ジョーブ博士。 日本のプロ野球では、村田兆治(ロッテ)、

桑田(巨人)など有名スポーツ選手の手術を担当している。) 


彼の部屋には、彼が手術を担当したアメフトやバスケの有名選手や、

ドジャーズ(野球)の選手などの写真と感謝状が壁にたくさん

飾っていた。 そんな1流プロスポーツ選手を担当する医師が、

私のような5流プロゴルファーの手術までしてくれるのだから、

アメリカの医者には感心する。



今回の裁判に対する医師協会の反応は、

自分たちの技量に自身のなさの表れに見えたのは私だけであろうか。


判決は残念な事に無罪となった。 


そもそも、医療現場の違反を有罪にすることは難しいように思える。

その時の現場に居合わせたスタッフや患者のカルテなんぞ

どうとでも医師側の都合の良いように変えることだって可能であろう。


以前、フロリダ州に住んでいた頃、日本の各地の病院と提携している

フロリダの病院・大学に研修に来ている日本人医師と出会った。 


ある外科医の方がこう言っていた、

「今日、見学した外科手術の方法は、もうアメリカでは何年

もやっているようで成功しているが、まだ日本の医学会では

認められていないのでやり方を知っていても日本ではできない。 


このように、日本の医学会が認めていないという理由でできない

手術方法や利用できない薬はたくさんある。」と。 


もっと話を聞くと、“その手術方法や薬に関しては、

それを日本に入れるとその道の第一人者である医師の立場がなくなる”

とか、その薬を日本で使うと同様の遅れている日本の薬が売れなく

なるので裏で政治家が止めている“などと信じがたい話だが、

ありえそうな話を聞いた。



今回の無罪となった判決は、モンスターペイション

の数を減らすのには良い効果かもしれないが、

日本の医学技量を上げる事には助けにならない。 


今後、医師側も“どうすれば裁判に勝つ”でなく

“どうすれば医学技量が上がるか”に力を注いでほしい。 


が、現状を見るとそれは理想論でしかないのかもしれない。 


なんだか日本の病院での診察が一段と怖くなった。





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by boeing747taka | 2008-08-25 21:22 | 番外編:コクピットから見る世界
これって見せもの?

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今週、ブリスベン市内の中心をはしる

クイーンストリートを歩いていると、白バイ、

ならぬ黄バイを発見した。 

(ハービーノーマンの入り口の前) 


あまりにも珍しかったので、すかさず、

携帯のデジカメをパシャ! 良く見ると周りには、

たくさんの子供が俺と同じことをしている。 


そして、ネクタイ姿のおにーさん(おじさん?)の俺に、

その子供の親からの笑い声と目線なんかまるで気にせず、

子供達と一緒にバイクを眺めていた。 


バイクの前方には、警察のサイレンのランプが付いている。 

ブリスベン市内では、自転車の警察官なら良く見るが、

バイクの警察官は今回が初めてである。

(このようなオフロードバイクのもの) 

みなさんは、このオフロードバイク、どこかで見たことありますか?



 でも、こんなオフロード用のバイク、何に使うのでしょうか? 

まるでパトロールなんかしてなさそうなブリスベンの警察官

にこのバイク? 万引き犯でも追っかけるのかな?


そもそもなんで、こんな街中にバイクで来るの? 

いつもの自転車じゃだめなくらい大きな事件でも

あったのでしょうか?



まあ、それはさておき、このバイク、良く見ると

スズキ製である。 



俺は外国に行くとその国の公的機関がどのこの国の車、

バイクを使っているのかを良く観察する。 

最近では、多くの国が自国製のものを使っている。

(会社や個人が寄付している場合もあるが。)

自国製の物を購入して経済発展に役立てようというもの

であろうが、自国の会社が作っていない場合は、

しかたなしに海外の会社のものになるが、

やはり性能が良い日本製を使う国が多い。 



ここブリスベン警察がパトカーに使用している多くの車は、

三菱の380、トヨタのカムリ、そして、

なんとスピード違反取締り隊は、

トヨタの高級車、ランドクルーザーを使用している。


なんで、ランドクルーザーなの?


(覆面パトーカーにはホルデン車が多かった。)




ここオーストラリアにはホルデン(Holden)

という会社があるが、10数年前にアメリカのGMの傘下

になってからは、純国産車を生産していない。 



車好きの方ならもうお気づきであろうが、

現在の全てのホルデン車は、GMの車のパーツ

をオーストラリアなどの国に持ってきて、

そこの工場にて組み立て、ホルデンのマークを付けて販売している。



だから、“どこかで見た事があるアメ車”がホルデン車

として販売されている。(そして、性能はGM車より劣っている

ように思う。)そして、GMの傘下にあるいすゞの車、

ビックホーンもここでは、ジャッカルーとして販売されている。

(アメリカではトゥルーパーという名前。)


他に数台の日本製トラックや、昔、トヨタがGMにカローラ

のパーツをGMに提供してGMの工場で作られたNovaという車

もしっかりと、ホルデンとして発売されている。 


横渡りの更に横渡りパーツで生産されている車、

性能はどうなのであろう・・・・ 


とあるオージーの友人がそれを知っていて

「これは安く買えたカローラさ」と喜んでいたが、

どうみても、“その性能”はまるでない車だったが・・・・



ちなみに、奥さんの国、韓国では、普通の警察官のパトカーは

ヒュンダイのエクセルであった。 

あんな安物Carがパトカーになってしまうとは。(笑) 

まあ、“韓国の車”なのだからしかたないが。


エクセルパトカーにスピード違反で捕まったら、

なんか余計に頭にくるような気がするが。(笑) 

「“きちんと”走れば、逃げれたのにー!」と。



そして、アメリカでは、現在は、どこの州でも国産車

を公的機関で利用しているが、州により会社や車種

がまちまちである。 おそらく政治家と、車会社のつながり

のせいであろう。 そんなアメリカでも昔、

日本製のバイクと車を使っていた時期があった。


映画やドラマでおなじみのカリフォルニア州の白バイ。 

現在はアメリカのハーレー製(Harley Davidson)

のバイクであるが、以前はカワサキ製のものであった。 

“国産車を買え”(Buy American運動)という運動から

ハーレーに変わってしまった。 



そして、日本製の車といえば、郵便局の車である。 

アメリカ国内で“唯一”右ハンドルの車といえば

郵便局が配達用に使っている車である。 


合理的に物事を考えようとするアメリカ、

配達員が車をわざわざ止めて家の前にあるポストに歩いて、

郵便を入れに行かなくてよいようにとハンドルを通路側

(右ハンドル)にした。 


これで、配達員は、座席に座ったままポストに郵便

を入れることができるのである。 


しかし、このアイディアで車を生産したのは、

他ならぬ日本の会社であった。 


いすゞがアメリカ政府にアイディアを持っていって

作ったのである。 しかし、上記にあるように

“国産車を買え”運動により、アメリカのジープ(Jeep)社に、

アメリカ政府が特別車を依頼して生産するようになってしまった。


アメリカ人は良く「日本人はアメリカ人が発明したもの

をコピーして改良して物を作っている」と文句を言うが、

アメリカ人だって“きちんと”同じことをやっています。(笑)



   みなさんも、他の都市や外国に行った際、

ちょっと目線を変えてその場所のパトカーなど

公的機関の車がどこの国の車か見て見てはいかがでしょうか。 


新しい発見があるかもしれませんね。 


“プチ経済ジャーナリスト”になった気分になって楽しいですよ。




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by boeing747taka | 2008-07-19 23:05 | 番外編:コクピットから見る世界
元ヤクルトの高津、韓国野球へ挑戦!



韓国の日本語版新聞をネットで読んでいたら、

元ヤクルトに所属していてのちにアメリカのシカゴ・ホワイトソックス

とNYメッツにも在籍していた、サイドスローのクローザー、

高津投手が韓国のチームに所属することになったという記事があった。 


記事によると高津投手が韓国プロ野球史上4人目

の日本人選手らしいが、これには少々、驚いた。


ネットで調べて見ると、何人もの元日本野球を経験している

選手が出てきたが、おそらくこれは、在日韓国人

を外国人として扱っていないために、在日でない

日本人選手が4人目という計算であろう。 


ちなみに、韓国野球は1982年に開幕しているが、

1998年になるまで外国人の入団を許されていなかった。 

98年になりようやく1チーム外人選手2人までという

以前の日本野球のスタイルが認められた。


代表的な元日本野球経験者は、巨人や大洋(現横浜)

などで活躍した新浦投手であろう。 

彼は1984年に韓国に渡っているので、彼は在日韓国人

であったために“外人”として扱われなかったようである。 


そして、近年、選手でなくコーチとして招かれた人もいて、

例えば、 元巨人に所属していた加藤投手などかいた。 


それが功を奏したのか、最近の韓国野球、

特に投手のスタイルは日本野球に近いものがある。 


韓国で野球が始まったのは、1982年であり、

もう一つのアジアの野球をする国、台湾野球は1989年、

そして我が日本は、戦前の1936年からである。 


その台湾野球の開幕戦をTV中継で見ていたが、

いまでも鮮明に覚えている。 まず、今では、アメリカや日本

の野球スタイルにたまに見れるようになったが、当時は、

学生野球でしか見れなかった、“キャッチャーの2番打者”である。 


(言うのも失礼だろうが、それだけ、野球レベルが低かったのであろう。)

そして、笑ったのが、その時のアナウンサーが誰だったか忘れたが、

スコアボードにある打順表(もちろん、漢字全ての文字)

を見て、「これでは、読めませんが、グランドに何人かの

外人選手(アメリカや南米選手)がいるので、

スターティングメンバー表に入っているのでしょうけど

読めないので何番に入っているか分かりません。 

解説の○○さん何番打者が外人選手ですか?」なんて笑える

質問をしていた。 その反面、韓国野球は古くから

アメリカ野球スタイルを受け入れていたのであろうか、

昔から“メジャーに近いアジアの国は韓国”という意見があった。 


韓国野球はアメリカ野球のように、パワー勝負スタイルのもの

であったのである。 しかし、そんなアメリカ野球のスカウト

を裏切るかのように、韓国人選手がアメリカで成功することはなかった。 


アメリカ野球と対照的と思われていた日本野球からでてきた

野茂投手とパク投手がほぼ同じ時期にアジア人選手として

注目を浴びたのが韓国人選手で成功した初めての例

ではないであろうか。 そして、その後、イチロー選手、

最近の福留選手など続いて成功している日本野球とは対照的に、

韓国野球からは、パク投手に続いて何人かの選手がメジャー

で活躍したものの、輝かしいものではなかった。 

(その理由については、別のコラムで書きますので、お楽しみに。) 


さきほど記載したように、近年の韓国野球は、元日本野球で活躍した

選手又は、元中日の宣 銅烈(ソン・ドンヨル)投手など日本で活躍した

韓国人選手をコーチに招いているせいか、

段々と日本野球スタイルと似ているものになってきた。 


そんな矢先に高津選手の契約の話が飛び込んできた。 

しかも、シーズン途中である。 彼は去年、アメリカから戻ってきて

再度契約したヤクルトから自由契約を宣告され、事実上のクビとなった。 


しかし、彼は現役を続行することを望んでいて、日本の他の球団とも

交渉するが、決まらなかった。 高津投手は、アメリカで2年間プレー

したものの、剛球投手というよりかは、変化球などで討ち取る

コントール派の投手である。 


今回、高津投手に契約をもちかけたのは、

ソウル郊外にチームをかまえるウリ・ヒーローズというチームである。 

このチームは韓国のたばこ会社、ウリタバコという会社が今年から

買収して運営している新しいチームである。 

その前は、4度の韓国シリーズを制している強豪チームで、

現代(ヒュンダイ)ユニコーンズというチームであった。

(注:現代(ヒュンダイ)という会社は、日本の三菱のように財閥系

の会社で、車からPC、軍事関連へとビジネスを展開している)

しかし、現代グループの経営不振により球団を手放すことにした。

 
新しく始まったチームにて、“日本野球”からの助っ人を期待しての

契約なのであろうか、もし彼が成功すれば、

日本人選手の“次の舞台”としての選択肢になることであろう。 

彼の明るい性格なら、韓国メディアにもうけることであろう。 


彼の活躍に期待したい!




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by boeing747taka | 2008-06-21 20:40 | 番外編:コクピットから見る世界