カテゴリ:番外編:コクピットから見る世界( 23 )
ブリスベン新店舗情報


東京ほど大きな都市ともなると、数年そこに住んでいなかっただけで

街は大きな変化をとでてしまい、新しい町並みになったのを

驚くものであった。 

その変化の頻度は当然、景気が良ければ早くなる。


アメリカに10年以上も住んでいた私、実は日本への一時帰国は

4年ほどに1度であった。

帰ってくるたびにそれはもう“浦島太郎”状態であったのを記憶している。 


そいう事はどこの都市にいたって体験する事であるはずなのだが、

ここブリスベンは、他国に比べて景気が良いのにもかかわらず、

それはもう時が止まったかのような状態であった。 


が、そんなのんびりオージー経済もここ数年で大きく変わったと思う。

さすがののんびりオージーもそれでは商売ができないと“やっと”

気づいたのであろう、他国なみのビジネス展開に“なりつつ“

あるように思う。

それを象徴するかのように、ここ数年、ブリスベンの中心街、

Queen Street(クイーンストリート)ではいろいろな店がオープンしたり、

クローズしたりしている。 それこそ、他国で見られるように、

数年いなかっただけで風景ががらりと変わっているように思い、

ここブリスベンもやっと”世界並みの都市“になったかと、

ある意味、うれしい現象である。(笑)


さて、そんな“やっと”世界の都市なみのビジネススピード

になりつつあるブリスベンに数週間前に新しい店3つが開店した。 

1つはあのクリスタル・ガラス店で有名なSwarovski(スワロフスキー)

である。ご存知、オーストリア(オーストラリアではない(笑))

で創業されたとてもきれいな光を放出するクリスタル・ガラス

のアクセサリーは見ているだけでほっとするものがある。

女性へのプレゼントとしては最適なものなのだが、

やはりとういか、それなりのお値段でもあります。(笑)

世の中がこんなに不景気なのにこんな店が登場するという事

は富豪層を相手にしたビジネスなのかなと思いますが、

はたしてその富豪層がブリスベンのクイーンストリート

を歩いているのでしょうか?(笑)

確かに今のオーストラリア観光業のターゲットはかつての日本から

中国やアラビア諸国へ完全に移転していますが、

彼らが商売になるほどここにいるのかは疑問です。 

まあ、逆に言うなら“金持ち留学生”は増えているので、

彼らをターゲットにしたと言えば、うなずける事ではありますが。

店内もガーデンシティーショッピングセンター内にある店より

も内装がきれいで高級感あふれるデザインとなっています。

興味がある方はちょっとみてください。

ご結婚をされている方、くれぐれもこの情報を奥さん

に言わないように。(苦笑)

私のようにせがまれるのがおちでしょう・・・



そして、そのスワロフスキーの店の左隣に新しくオープンした店

は2つ並んで男性用の洋服店である。

1つはカジュアル系の男性服を販売していてもう1つは

セミフォーマル系の男性服を販売する店である。

クイーンストリートを端から端まで歩くとお気づきになる

であろうが、“男性用の店”(風俗ではない店)というのが異常に

少ない事にお気づきになるであろう。

靴にしろ服にしろ、ほとんどが女性用ばかりである。 

まあ、これは何もここブリスベンに限った事ではないが、

ファッション系の店となれば男性用を置くより女性用を置いたほうが

店としてはビジネスになりやすいのは現状である。

だから逆にその「クイーンストリートにないタイプの店」として

旗揚げしたのであろうから新規参入としては良いアイディア

となるであろう。服のデザインを見た限りでは30,40台

の男性をターゲットにしたようなデザインであるし、

その手の“客”は市内に勤める人が昼間、たくさん歩いているし。

まあ、後は値段とサービスがどうかである。


最近のオーストラリアもずいぶん変わってきたと思う。
 
以前のようにぶっきらぼうにやっていたのでは、ビジネス

がうまくいかないのに“今になりようやく気づいてきたオーストラリア

のサービス産業”というのが、私が気づく事であるが、

この店だって従来の、オーストラリアの店のような対応

(客を客として扱わない態度)をしていればすぐにつぶれるであろう。


ようやくオーストラリアも“ビジネス”というのがわかってきたような

気がしてちょっとうれしい光景であった。




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by boeing747taka | 2011-06-05 12:33 | 番外編:コクピットから見る世界
本当のオーストラリア移民問題




先日、オーストラリアの財政案が発表された。

この財政案はそれぞれの政策に対してどれだけの予算

を使うかを発表したものである。

例の1つとして、防衛にどれだけ使うかを示した

防衛費と言えばわかりやすいかもしれない。


その項目の1つに移民問題への経費を示したものがある。

現在、オーストラリアは移民問題にて大きな修羅場

を迎えていると思う。今回の政策がオーストラリアの将来

に必ずといって良いほど影響するであろう。 


現在の移民問題は大きな問題として2つあると思う。

1つはアフリカや中東などから船でやってくる

不法移民問題である。

彼らは彼らの国の生活苦からエージェントに大金

をはたいて船に乗せてもらいやってくる。

“当然”オーストラリアの海上で捕まるが、

その後、クリスマス島という離れ小島にある収容所

に何年か入れられ、最終的に“ゴーサイン”

が出た人は、はれてオーストラリアのビザを手に入れ

オーストラリア本土に送られる。

その待っている間、英語のクラスや職業トレーニング

までしてくれ、“オーストラリアへ住む準備”

をほどこしてくれる。そして、いざオーストラリア

に住んでも政府からいろいろな援助金が出て、

いたりつくせりのサービスを受けている。

これがかえってオーストラリア国民の反感

をかっているもの現実である。

「そこまで援助するのかというくらい税金を使っている」と。 

私の近所にもその制度を利用して移民してきた

家族が住んでいるが、中古車とはいえ、

車まで買い与えられている。 


最近、以前からあった暴動がまたそのクリスマス島

の収容所であった。彼らはそこでの生活レベル

が低い事やビザのプロセスが長すぎる事に不満

をたてているらしいが、いくら彼らの国での事情

があるとはいえ、“不法”でやってきた“法律に反した人”

が言えることなのであろうか・・・・

この点に関しては不満に思っている

オーストラリア人に同情する。



そして、もう1つの移民問題、今回の私のメインテーマ

であるが、永住権の発行基準についてである。


オーストラリアのビザ発行基準はアメリカやヨーロッパ

に比べて現在でも、楽な方である。

しかし、5年前に比べ大幅に変更されている。

オーストラリア人との結婚以外では、オーストラリア

の大学などを卒業して申請できる永住権が一番確実

な方法で、多くの留学生がそれを目指して学校

に通っている。この制度を設けた背景は、

オーストラリアの人口問題と労働者人口不足問題

があるからである。

時はちょうどハワード政権の頃、税収入を増やす為、

(とはっきりとは言わなかったが)人口を増やしたいが為に

「子供を産みましょう」なんて問題発言をした政治

がいたが、その“人口補足”と、著しく不足している

労働者人口を補うために移民を使う政策を発表した。

彼らの戦略として、労働者不足が深刻化している産業関連

の学部をオーストラリアの大学・専門学校(TAFE)

を卒業すると永住権が与えられる。

(いろいろと細かな条件はあるが)

それにより、移民に働いてもらい不足している労働者

と人口を増やそうとしたのである。

しかし、それが去年あたりから失敗している事に気づき

(やっと気付いたと私は言いたいが)、今年から来年にかけて

移民法を大きく変更するらしい。

“彼らの調査”によると卒業をした留学生は、

自分が卒業した分野の仕事についていないと言うのだ。

例えば、会計学を卒業したインド人留学生が

タクシードライバーをやっている。

ヘアードレッサーの学校を卒業したアジア人が

アジア系のレストランで働いているなど。 

なんとか仕事を見つけ働いているかぎり税金

を払っているだろうから、そういう意味での人口補足

の解決策には“一応”なっているのであろうが、

メインの問題である特定の産業の労働者不足

の解決にはまるでなっていない。


その理由で永住権の発行基準を変更するらしいが、

政府は本当の問題(現場の声)というのを

理解していない。

私も同様の道を歩んだので経験談として語れるが、

本当の問題は2つ、オーストラリアの教育機関

のレベルの低さと、現地の会社の受け入れ

態度・姿勢がなっていないである。


せっかく“大金を叩いて”留学し卒業しても、

自分が勉強した分野で仕事を得れる人というのは

少ないであろう。

私はオーストラリアに来る前にアメリカでも就業した

経験があるので、新卒ではないが、英語圏の国での

就労経験があったが、それでもある企業は

「君はオーストラリアでの経験がない」と言って

はねられた企業もあった。

オーストラリアから多くの人がアメリカに就業

に行っているのにもかかわらずである。

まあ、それでも私は英語で仕事するには苦労しないので、

その後、すんなり仕事を得ることはできたが、

就職活動をしている際に感じた事は、

経験がない人にはとても冷たいのと、

ビザの法律に関してまるで理解と知識がない事である。


あれでは、せっかく卒業してもまず仕事

にありつけないであろう。


そして一番の問題は、上記の問題にも関わってくるが、

オーストラリアの教育機関のレベルの低さである。

この永住権を目指し2005年前後に留学生の数

は急騰した。そのせいでクラスの98%が留学生

(そのうち80%が中国人とインド人)

なんてのもざらにあった。


大学も一部を除いては、自然と留学生を“お客様”

として扱い始めた。そうなると授業のレベルは落ちる

一方である。学校はとにかく留学生を育てる事から

卒業させてあげる事に努力をし始めた。

その結果、「オーストラリアの大学は英語

をしゃべれなくても卒業できる」とメディア

が取り立てるほど内容が薄いカリキュラムになっている。


オーストラリア人はアメリカの大学を

「俺らの高校で習う事をアメリカ人

は大学で勉強している」とバカにしていたが、

それは大きな間違いである。


高校、大学、大学院とアメリカで卒業し、

オーストラリアの大学院も通った私がはっきりと言う、

「オーストラリアの大学はアメリカの高校レベル

の授業を教えている」と。

だからオーストラリアの大学の先生は留学生

にとてもやさしい。確かに英語を母国語にしない人

にとって授業は大変である。

しかし、それを大目に見るのも最初の3ヶ月まで

よいと思う。というよりアメリカの大学はそうである。


そんな“ぬるま湯”につかっていて実力がつく訳がない。

言葉の壁、文化の壁はどれだけいやな思い

をしたかにより習得度・上達度が違うと私は思う。

あんなぬるま湯教育を受けて、まともな英語が使える

ようになる訳がない。 ましては、自分が勉強している

専門分野を習得できる訳がない。

そして、そのレベルで仕事なんか得る・できる訳

がないという結論にいきつく。


どうやらまだ移民局や政府はそれを理解していないので

はないだろうか。本当の問題は永住権の審査方法ではない。

オーストラリアの教育レベルの問題である。


きちんとした教育を受けていれば、

わざわざ高いIELTSスコア(永住権を申請するのに

必要な英語テスト。近年、その要求スコアは

上がりつつある。)を要求し、

チェックしなくても英語は使える英語が身についているし、

留学生が勉強した分野できちんと仕事を得て、

活躍できるのである。 

イコール、労働不足問題、人口問題、税収入の各問題

の解決になるのである。 

しかし、残念ながら、今回の政府の発表をみると、

移民を人口が少ない田舎町にて働かせればよいなどという

提案があるようである。

これにより、都市から留学生が減り、田舎町に中国人

やインド人が増える日がくるのであろう。

そうなると田舎の方でおきる“人種差別問題”

が勃発するであろう。そして、ついには、移民の多くは

アフリカ、中東からの不法移民になり、

オーストラリアで教育を受けた留学生の移民はいなく

なるであろう。 そうなると「移民イコール船でやってきた

不法移民」などという、これまた差別問題へと発展して

しまうのではないだろうか。


Problem after Problem. (問題の後に問題)


まるで解決になっていない解決策を作っている

ような気がしてならない。 



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by boeing747taka | 2011-05-19 15:59 | 番外編:コクピットから見る世界
英語の国名の疑問


最近というか、ここ数年に私が英語圏の国の新聞を見ていて

(英語圏の国の報道ツール全てを含む)気がついた事、

というより疑問に思う事がある。それは“韓国”という

国名の英語表示方法である。


韓国は正式には日本語で大韓民国と書き、

英語でRepublic of Koreaと書く。

ついでに書くとその“反対側”の国、北朝鮮の英語名

はDemocratic People’s Republic of Koreaと書く。


私がアメリカに住んでいた1990年代と2000年初期、

多くの韓国人に出会ったが、当然?であろうか、

北朝鮮の人(北朝鮮から直接来た人)には出会えなかった。

その際、韓国人はみんな自分の国をSouth Koreaと呼んでいたし、

経済ニュースなどでもその単語を使っていた。

しかし、ここ数年であろうか、英語圏の報道で使われる北朝鮮でなく、

“韓国”を指す単語として、ただ単にKoreaという単語

が使われるのに当然の事ながら目がいってしまう

と共に疑問を感じる。 

現在ほど北朝鮮の名前が報道の世界をにぎわせていない

1990年代に世界感がない英語圏の国の人間

が“区別がつかず”北と南を一緒にKoreaと記していた

のならまだしも、その逆に、北朝鮮が世界を騒がしている

現在に、“逆を行く”やり方でNorth/South Korea

という言い方から北と南という文字が消えた。

最近の報道で使われているKoreaという単語

は韓国(South Korea)を指しているが、

笑えるというよりわからないのが、北朝鮮の場合に限って

North Koreaを記しているのである。

そして、それを象徴するかのように、最近の韓国の若い子

は自分の国名を名乗る際に“Korea”という単語を使う人

が多いような気がする。 

それはもう「どっちでもいいよ」といわんばかりにKoreaとしか言わない。

いや逆に「Southに決まっているだろう」とでも言いたいのであろうか。

私だったらきちんとSouthをつけて名乗るが・・・・


ここで記しておきたいポイント。

最近の若い子はどちらかというと南北統一されるのを望んでいる人が、

年配の年齢層より多い。

教育のせいもあるであろうが、そんな若者の認識がメディア

に影響しているのかもしれない。


それにしても、北朝鮮の人もかつての中国のようにいつの日

か誰でも海外に行けるようになるのであろうか。

やはり彼らの性格は中国人に近いのかもしれないが・・・・・



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by boeing747taka | 2011-05-15 17:20 | 番外編:コクピットから見る世界
激安航空券が安い訳


オーストラリアにお住まいの日本人ならJet Star

と言えば誰でも知っている激安航空会社であろう。

通常日本行きの往復便がAUD$1500ほどするのが、

タイミングよく買うとなんとAUD$400ほどで買えて

しまうのである。 


最近日本でもこの手の激安航空会社は話題を呼んでいる。 

Air Asiaなどが日本に就航し、“ありえない値段”

で東南アジアへ行けてしまう。

アメリカやヨーロッパではこの手の激安航空会社

はだいぶ前から就航していた。

確かに普段の値段から半分以下で買い物

ができてしまうので、消費者にとってはうれしい話

かもしれないが、私は、この手の激安航空会社

はいつも避けていた。 


理由は「怖い」からである。 

航空券である、半額の電気製品を買うのとは

訳が違う。 店頭に並んでいる商品が通常より

安く売っているに“訳”がある事くらいは、

経済に詳しくなくても誰でもわかる事であろう。

その値段でもビジネスが運営できるように“何か”

を削っているのである。 


Jet Starなどの激安航空会社は機内食や毛布など

を有料にしたり、発着料の安い空港を選んだり

と経費削減に力を入れているが、航空会社が経費

を削るのに真っ先に取り組んでいるのが、

なんと安全に大きな関わりがある

“整備(メインテナンス)”に関わるコスト削減である。


アメリカやヨーロッパの国内線を運行していた

激安航空会社で、墜落事故を起こし、後に政府から

業務停止命令を受けたりした会社のほとんどが、

規定に反するほどの整備コスト削減を行っていた。



アメリカから日本に乗り入れている航空会社

の1つにNorth West(ノースウエスト)航空がある。

この会社は激安航空会社ではないが、

他のアメリカの航空会社に比べてチケットが若干安い。

ただのマーケティング戦略からくるものではない事

が彼らの整備に対する姿勢によく現れている。 



飛行機に少々詳しい人ならご存知であろうが、

ボーイング747などのジェットエンジン搭載の旅客機

は着陸後、エンジンを逆噴射したりフラップ

を利用したりしてブレーキをしているが、

約70%から80%のブレーキの力は車と同じよう

にタイヤを止めてのブレーキである。

その為、多くの航空会社では約50回の着陸

でタイヤの交換を行っているそうだが、

なんとこのノースウエストはその回数を越えても

まだ同じタイヤを利用しているという。

日本政府も危ないと警告を発するも、航空業界

では大きく力が劣っている日米の間で、

日本の言う事なんかおかまいなしのようである。


そのせいであろうか、ノースウエストはブレーキ

やタイヤの問題で成田発の出発時間が遅れる

とうことが度々あるように思える。 

私も何度かこの被害にあっている。 

ブレーキの故障が見つかったとかで、修理をする為

に飛行機の中で5時間待たされたあげく、

フライトはキャンセルで次の日に変更

というのがあった。

まさに「安かろ、悪かろ」とはこの事であろう。



だから、激安航空会社は「何かなければラッキー、

何かあれば最悪」というまるで白か黒かの

ギャンブルのように、私は感じる。


一番の良い例が何かしらの理由でフライト

がキャンセルされた際の対応であろう。 

その際の激安航空会社の対応は最悪である。 

でも、「安いからこんなものだ」と職員もろくに

相手にはしない。



そして、Jet Starに関して言うなら日本発

のオーストラリア便には少々の不安を感じる。

というのも、通常、フライトクルーはその便の機長

を中心にブリーフィングと呼ばれる簡単なミーティング

を行う。この中で“最新の天気・気象情報”

を元にフライト航路を確認するのだが、

なんとJet Starは成田空港でオフィスを持っていない

為であろうか、乗客がいるロビーでそれをやっていた。


この“オフィスを持っていない”事に関しては

その航空会社やその国の政府との関係

もあるので、ここでは特に取り上げないが、

問題はその“天気・気象情報”である。


オフィスがないとなると、当然、機長が手

にしているプリントアウトされた情報は“最新”

のものではない。もちろん気象情報はフライト中

に管制塔から新しいものは手に入れる事ができるが、

自分で保有している方が当然良い。


客席にいると気づかないであろうが、

飛行機というのは、悪天候を避けるために

上に下に、右へ左へと迂回しながら飛行

するのであり、地図上に引いた真っ直ぐ

の線上を飛べばよいというものではない。

そして失礼な話になるが、Jet Starなどの

激安航空会社のパイロットの給料

は大手航空会社のものより当然低い。

そうなると腕の良いパイロットや経験豊富

なパイロットは大手航空会社に行き、

そうでないパイロットや経験の薄い駆け出し

のパイロットが残る。

激安航空会社だってもちろん社内訓練

というのはするが“経費削減”を掲げている

会社が大手ほどの訓練に経費を費やしているか

は疑問である。

“もっと経験や訓練が必要な人“にそれが

なされていないとなると、

やはり「何かなければラッキー、何かあれば最悪」

と少々、不安を感じてまう。


もちろん、激安航空会社に対しての考え方

は人それぞれであると思う。

だからここでどの航空会社に乗るべきとか

乗らないべきとは言わない。

しかし、物を購入する際に、通常より安いもの

があれば、必ずそれには“安い訳”がある事

を頭に入れておいても悪くはないと思う。



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by boeing747taka | 2011-03-25 20:15 | 番外編:コクピットから見る世界
時代の流れ


この話は、ただ単に“時代の流れ”としてすませてしまうには

なんとも寂しい話である。 でも、そうなのだからしかたないのだろう。



この週末、ビジネスニュースを見ていたら、「カメラのフィルムを製造

しているコダックが近年のフィルム需要の著しい低下の為に、

フィルム工場を閉鎖して、その工場内にある機械は全て鉄

のスクラップとして処分される」という報道を耳にした。 

今の時代にはなんでもないニュースであろうし、

ニュースとして報道されている事自体、おかしな事かもしれない。 


デジカメがカメラの主流にとっくになっている今日、

フィルムなんて売っている店を探すのが大変なくらいであろう。

だからフィルム工場の閉鎖なんてあたりまえかもしれない。 

私だってデジカメの方が何十倍にも便利だし、

フィルムのカメラなんてもう利用していない。 

しかし、子供もの頃からカメラと言えばフィルムのカメラ

で育った私には、その“当たり前のニュース”がなんだか

寂しい思いになってしかたがない。 


デジカメは撮影した写真をすぐに確認する事ができるが、

フィルムのカメラは店で現像するまで確認する事ができない。 

確かにそれは不便な事であろうが、その“タイムラグ”が今では、

写真の楽しみでもあったのかもしれない。

特に友人らと旅行に行った際なんか、帰ってきて最初

にやる事と言えば写真を現像しに行く事であった。 

そして、数枚余計に焼いてもらい友人らと写真

を交換するのである。 

実家にそうやってたまった約13年間のアメリカ生活の記録

が約12冊のアルバムに収められている。 

今ではデジカメを使っているので、最近の写真は、

もちろんPCの中とバックアップのHDDと焼いたDVDの中にある。

確かに場所もくわないしとても便利ではあるが、

なんだかフィルムのカメラの方が“本当に思い出を作り、

保存している”と感じるのはなぜなのであろうか。 


最近では、その写真をデジタルで提示ができるデジタル写真たて

が売っている。これはデジカメで撮影した写真何枚か

をその写真たてに保存し時間差にてスライドショー

を提示してくれる。

現在、この手のディバイスがどれくらい売れているのかは

知らないが、写真屋に行くとまだ“紙の写真”をプリントする

サービスをやっている。  我が家もそうであるが、いくらデジタルカメラ

で撮影したとは言え、記念になる良い写真はプリントして部屋

に飾ったりするものである。 

しかし、今回のコダックのフィルム製造工場の閉鎖のニュース

のように、写真屋の店頭からデジタルカメラのデータ

のプリントサービスが消える日というのもいつかはくるであろう。 


デジカメで撮影した写真を保存、展示するディバイスなんか

ができて世の中に写真をプリントする人がいなくなるという日

が来るものそう遠くないような気がする。


確かに便利になっているのはわかるが、

なんとなくさみしいような気がする。


“思い出の一コマ”が簡単に製造・保存・展示できては、

思い出になくなってしまうのではないだろうか・・・・・



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by boeing747taka | 2011-01-09 14:48 | 番外編:コクピットから見る世界
経営危機に落ちているオーストラリアの遊園地


先日、夫婦でここオーストラリアの遊園地のVIP Cardを購入した。 

このカードは$99にてゴールドコーストにある有名な遊園地、

Movie World(遊園地), Sea World(水族館系の遊園地),

Wet and Wild(水泳プール系の遊園地)の3つを2011年6月30日

まで何回も行けるというものだ。 

この値段ではとてもお買い得だと思う。


上記の遊園地は以前に行った事があるが値段がいい値段だったので

購入した。 そして先週末、さっそく妻とMovie Worldへ行ってきた。 


この遊園地はアメリカのWarner Brothersが主体で、

その会社が製作した映画、バットマン、スーパーマン、シュレック

などのライドがある。ジェットコースター有り、ショー有り

のそれなりのものであるが、出身地は東京ディズニーランドの近く、

長く住んでいたアメリカはディズニーワールドなどがあるフロリダ州、

現在住んでいる場所がゴールドコーストの遊園地から車で約30分

の位置と、わざとではないがなぜか遊園地の近くに住んでいる人生

を送っている私には、なんとなく物足りない遊園地であった。 


はっきりと覚えていないが数年前に来た際の入場料は$65以下

だったような気がするが今ではなんと$75もする!! 

それを見た瞬間、$99の年間パスは正解であったのか、

それとも失敗であったのか疑問に思った。 

他のSea WorldやWet and Wild だって同様の値段に跳ね上がっている。 

単純に計算してたったの2回行けば元を取れる。


ちなみに東京ディズニーランドの入場料は大人5,800円、

年間パスポートだと大人45,000円である。 

AUS$1を80円で計算すると$72.50になるので東京ディズニーランド

の方が若干安い結果になるが、何度行っても飽きない

東京ディズニーランドに対し、1度行けばもういいと感じる

Movie WorldやSea Worldがほぼ同じ値段となれば冗談じゃない

と言いたくなる。 ついでにアメリカのディズニーワールドを調べてみた。

10年前に私が住んでいた頃はUSD$50台だったと記憶しているが、

さすがに10年もたてば値上がりはしている、現在USD$87になっていた。 

USD$1を82円で計算すると7,134円になる。 

(ちなみにUSD$をAUS$に換算すると、現在はお互い$1に限りなく

近いのでオーストラリア$に計算したらほぼ同じ$80台後半になる。

Movie Worldより高くなるが、価値ある値段と思う。)

東京ディズニーランドより少々高くなるが、本場アメリカの大きな

遊園地には価値のある値段だと思う。


買い物をして“得した”、“損した”と感じるのはやはりその値段

と同様又はそれ以上の満足感を得れた際に得したと感じるであろうし、

それ以下であれば損したと思う。 それが買い物であろう。 


それを思うとオーストラリアの遊園地は全て“完全に損した気分”

になるような気がする。(笑)

おまけにそのMovie World、ランチに路上の売店のホットドック

を食べたのだが、これがなんと$7.50もするのだ!! 

遊園地を出ればマクドナルドでビックマックセットが帰るではないか!! 

そして家族連れにはポイントとなる“おみやげ店”。 

これも東京ディズニーランド、アメリカのディズニーワールド

のものと比べるととてもしょぼい。 オーストラリア特有の質の悪さに

種類のなさ。 おまけに高いときている。 

こんなじょぼいものに$20も払わんだろうという物ばかりである。 

店を見ていると“やはり”人々は何も買わずに店を出てゆく人が多かった。

海外の観光客はもとより、オーストラリア国内の観光客だって

ばかではない、あんな質のものをおみやげに買うはずがない。

入場料に始まってランチ、お土産ショップまで何もかも損をした買い物

に感じさせるオーストラリアの遊園地、これで経営はなりたつ

のであろうか。そういえばちょっと前の経済ニュースでゴールドコースト

の遊園地の経営が良くないというニュースを見た記憶がある。 

これは決して近年の不景気のせいで海外からの観光客が減っているせい

ではない。 おそらく10年前までは日本人観光客であふれていたで

あろうが、ゴールドコーストは今では中国人やアラビア人の観光客

で潤っている。しかし、彼らはその遊園地には来ないのである。

オーストラリア国内の観光客や地元の人だって同様に感じている

のであろう。 この値段と遊園地の内容、満足度では当たり前の結果

である。 


この私たちが購入した$99のVIP Cardはその経営を立て直す

“皮肉の策”だったのかもしれない。 


まるで破綻する前にコーヒー1杯、1500円をチャージして

“最後の抵抗”している喫茶店を見ているようでしかたがない。



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by boeing747taka | 2010-11-17 19:35 | 番外編:コクピットから見る世界
Book Review: 「機長の集中力」 by 小林宏之


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先月、日本からある本が送られてきた。 

その本についてのBook Reviewを。


おすすめの1冊です。 どうぞ、読んでみてください。

============================================

「あたり前の事をあたり前にやる」そんな簡単で誰にでもでき、

何の資格もいらない事だが、この地球上、はたして何人の人が“日常的”

にできるであろうか。 筆者である小林機長はなんとそれを42年間、無欠勤

という“おまけ”まで付けて成し遂げたのである。 

ケガをしようが体調が悪かろうが何がなんでも仕事に行き、

事をやり遂げる、それをするにはどうすればよいか。


筆者が常に心がけていた事であり、

それが彼の仕事に対する姿勢となって現れている

からこそできた快挙であろう。


本書では仕事への集中力の付け方をメインとし、

体調管理など仕事に対しての姿勢について書かれている。 


読んでいて何も新しい事は無いがおのずと

うなずいてしまうところに「あたり前の事をあたり前にやる」事

ができる人が言える事なのであろう。 

集中力は訓練によりつける事ができ、それは「捨てる技術」とある。 

いままでの集中力とは、一点を見つめて心を無にする事

と思っていたのでこんな違った見方があるのかととても感動を覚えた。 


そしてそれを習慣とする。 

これもまた、「あたり前の事をあたり前にやる」事であり、

“凡人”にはできない事だが、挑戦する事によりできる事であろう。 


最後に、筆者が「パイロットという職業が好きで好きでたまらなくなり、

飛べるということにだけで本当に幸せでした。

これこそ、自分の天職だと感じるようになりました。

生まれ変わったとしても、また、パイロットになりたいと思っています。」

とこの本の最後の箇所で記している。 


いくら、パイロットという職業が花形職業とはいえ、

定年を迎えてこのような発言ができる人は

いったい何人いるのであろうか。 


そして、それを言えるくらいのすばらしいキャリアを歩めた事がとても

うらやましいかぎりである。 

(もちろん、それは彼の努力であった事は言うまでもないが。)




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by boeing747taka | 2010-05-20 19:33 | 番外編:コクピットから見る世界
スーパースターが沈む時


 先月の話になるが、今年のスポーツ界のビックニュースである多数の女性

との不倫騒動の為に試合出場を自粛していたタイガー・ウッズがマスターズ

にて復帰した。 正直、彼が“あんな事”をしでかすなんて思いもしなかった。

プロとして見ても、彼の強靭なる精神力やゴルフに対する姿勢は、

さすがはスーパースターと言いたくなるほどのものであったし、

性格や態度を見ても“そんなやつ”には見えなかった。

あるメディアの報道によれば、「“彼ほどの”プレッシャーの中

で生きていると精神的におかしくなり、性欲が増し“ああいう事”

をしてしまう」など理解に苦しむ解説があったが、心理学者

がどう言おうが“ろくでなし男”のやる事としか私は表現しない。 


彼が試合に復帰した事に関しては賛否両道であったが、

試合が始まる前までは私の予想では、優勝か上位3位以内であった。 


なぜかと言うと彼の闘争心と精神力は並大抵のものではない。

タイ人の母親の影響であろうか、仏教を信仰しているらしく

(でも不倫? しかもあんなに大勢?(笑))、考え方も仏教から

来ているらしいが、今でもタイガー・ウッズの出来事と言えば、

まだ彼がアマチュアだった頃、全米アマ選手権などの決勝

やプロになったばかりの頃、黒人である彼に人種差別をしている

アホが脅迫の電話や手紙を送ったりもしていた。

一時期、警備員に囲まれてゴルフをしていた時期

もあったくらいである。そんな状況もものとせず、

彼は勝ちまくった。 あの状況であのパフォーマンス、

絶対に他人には真似ができない事であろう。 


そんな彼であるから、今回も”そんな事はものとせず

“タイガー・ショットを炸裂するのかと思ったら、

やはりというのか、彼も人間だったというのか、マスターズ

の結果は4位タイという数字だけでは、すばらしい結果

ではあったがTVで彼のプレーを見ていて、

「何かが狂い始めている」と感じたのは私だけであろうか。 


ドライバーやアイアンなどのショットだけを見れば、

調整不足が7:メンタルの影響が3の割合で勝て

なかったと思う。 しかし、グリーン周りや、肝心のグリーン上

でのパットを見ていると、”スーパースターが転落する姿“

を見ているようで仕方がなかった。 


アメリカで3流プロで終わった私も経験した事であるが、

プロゴルファー、プロの試合で稼いだ賞金だけで生活

ができなくなったと感じる瞬間はグリーン上で感じる。


体が動けば、体にあった道具を使えば(悪く言うとごまかし)

ウッドだってアイアンだってそれなりの球は打てる。 

しかし、グリーン上だけはどうやったってごまかせない。

どんなに金を掛けたパターで打っても、どんなカスタムメイド

のパターで打っても入らなくなるのである。 


その入らない理由は2つある。 「ピントが定まらなくなった目」

か「崩れた心」である。 目は年齢的か身体的な問題で視力

が落ちたり乱視などの影響でグリーンの傾斜が”プロレベル“

で読めなくなる事である。 メガネ、コンタクト、又は最近はやり

のレーシックなどで矯正できるうちは良い。 

それをやって日常生活には影響がなくても、グリーン上

でプロレベルで芝生が読めなくなったとき、それは、

舵取りができなくなった船のように無残なものである。


そして、もう一つの理由、一流プロだってこの理由で転落している、

「崩れた心」である。プロゴルファーだって人間、恋愛もすれば

失恋もする。好きな人にふられたくらいならまだしも、

結婚した相手との問題や離婚問題にまでなると少なからずしとも

使途も試合に影響してくる。 そしてその問題が大きくなるとグリーン上

にまで影響してくる。 


ゴルフをやる人ならトム・ワトソンという選手を知っているだろう。 

現在、60歳前後の彼はあの帝王ジャック・二クラスと並んでかつての

スーパースターであった。タイガー・ウッズが記録を破るまで1年

で2度以上のメジャーに勝ったという記録を持っていた。 


が、ある年を境にまるで勝てなくなった。 もっと細かく言うと”パット

が入らなくなった。“ あれこれと違うパターやパッティングスタイル

を試行錯誤している姿を見ると少々同情もしたくなるほどであったが、

その”ある年“とは、彼が離婚した年であった。

あまりプライベートな事をメディアにもらさない彼であった

がその離婚がゴルフにも影響しているのは一目瞭然であった。 

グリーン上の彼、ラインを読んでいる際の目つきが依然とは

別人であった。 そして、しばらくして再婚をし、それを機

に調子も上がり現在ではシニアツアーにて活躍したり、

去年の全英オープンでは59歳の彼があわや優勝

かという活躍まで見せた。 


今回のマスターズでのタイガーのグリーン上での姿、

あきらかに“いつもの”タイガーではなかった。

いくらタイガーだって3パットはするがその仕方が

今回はまるで別人であった。 


今回の彼、上記のトム・ワトソンの時のように結婚問題

に悩んでいる男の姿に見えてならなかった。 

調子が良い時のタイガーのパットと見比べてもらいたい。 

調子が良いときは球がすーと伸びて、それこそ最後まで

入るかどうか分からないような勢いで転がってくる。 

が、今回のタイガーの球は打った瞬間にはずれると

分かるほどの勢いのない球であった。  


何番ホールか忘れてしまったが、1メートルもない簡単

にちょんと決めれそうなくらいの距離のパットを、

ありえないイージーミスにての3パットがあった。 


あれを見た瞬間、“スーパースターが沈んでゆく瞬間"

に見えて仕方がなかった。 もちろんタイガーほどの選手

がこのままずるずる沈み消えてゆくとうい事

はないであろうが、”何か突破口となる理由“

がないと以前のような姿になるのは

難しいような気がする。 


しかし、それが新しいガールフレンド、ましては再婚

が理由にならない事を祈る。 


それでは、「また振り出しに戻る」ではないか。(笑)  



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by boeing747taka | 2010-05-13 19:59 | 番外編:コクピットから見る世界
PCと携帯電話がなくなる日


アメリカ時間の4月3日(土曜日)ついにあの話題の

”iPad”がアップルストアーなどで販売を開始した。 

今回購入できるのは事前に予約を取っておいた人のみだったので

そんなに混雑もなく事を終えたようである。 

それでも毎度の事、“徹夜組”がでていたようであるが。 

(注:この徹夜してまで並んで何かを買うというのは

日本ではおなじみであろうが、アメリカでは“異常”な事である。

その異常な事をおなじみにしてしまった

アップルの市場の影響力というのはすごいと関心するばかりである。)



さてこのiPad、みなさんも写真で見たことがあると思うが、

はやく言えば最近のiPod touchを大きくして

PC機能を付けたようなものである。 


PCであるのにキーボードやマウスは付いていなく

(アクセサリーとしてあるようであるが)

必要に応じて画面にキーボードが出てくる。 

実はこのタッチスクリーンタイプのPCが市場に出回るのは今回

が初めてではない。日本のメーカーが同様のPC

を何年か前に発売していて売れずに撤退していたとうニュース

を聞いて驚いた。 電気屋やPCショップにはよく行くがそんなもの

売っていたかな? 


残念ながら“時代の流れを読めずに、早すぎた販売”

であったのであろうか。

(注:レストランなどにあるタッチトーンスクリーンでなくiPadのように一般用

の携帯PCとしての発売であった。)



この注目を一気に浴びているiPadであるが、私はこの流れがPC市場

を変えると思っている。 ちょうどラップトップが市場に出回りデスクトップから

PCの主流市場を奪い取ったように、今度はiPad(とその類似製品)

がラップトップ市場を奪い取る日が何年後かにはくると思う。

学校では学生がiPadのみを持ち通学。その中にはダウンロードした

Eブックバージョンの教科書が入っていて、それを見ながら授業を受けて

iPadでノートをとる。オフィスで働いている人もiPadのみを持ち通勤。 

自分の机に置き、会社のシステムにアクセスして仕事をする。 

もちろん会議などでもiPadを持ち込み、

それを使いプレゼン、ノート記述をする。


そして、更に言うなら、その“携帯型PC”のサイズが段々と小さくなり最後

は携帯電話とくっついてしまい、従来の携帯電話の市場まで

奪ってしまうのではと思う。 

まあ、これは、上記のラップトップ市場が奪われてしまった後の話

になるであろうが、新しいバージョンが、何度が発売され持ち運ぶのに

丁度良いサイズになってきたら次は

「PCと携帯を持つのが不便」とiPadと携帯電話が合体してしまうと思う。 

おそらくアップルなりソフトバンクあたりなんかそんな市場戦略

をすでに描いているのではないだろうか。



そしてその後は、「手で操作するのもめんどくさい」とまるでSF映画にでてくる

脳波認識操作や音声認識操作など、手を使わずに人間の脳や声

を利用してPC(その時代には他の名称になっているだろうが)

を操作するという日がくるであろう。



今回、発売されたiPadはそんな未来への橋渡しの第一歩

のような気がしてならない。



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by boeing747taka | 2010-04-05 21:42 | 番外編:コクピットから見る世界
日本いじめを再開したアメリカ


かつてアメリカには「ジャパン・バッシング」という言葉があった。

アメリカの政治家が日本に対して主に行っていたもので、

最初にこの言葉を聞き始めたのは私がアメリカに行く1990年頃

より前の80年代だったような気がする。 

当時のアメリカはレーガン政権の下、不況脱出に懸命であった。 

しかし品質・性能が良い日本製がアメリカで売れて貿易摩擦

が生じ政治家が“選挙戦の道具”としてジャパン・バッシング

が使われていた。自分が日本人だからと日本製をひいきする訳

ではないが、80年代、90年代の日本製とアメリカ製の違いは

比べ物にならないくらいの差があったと思う。 

確かに市場を開放しない日本に不満が行くのはわかるが、

電気製品や車を見ると一目瞭然である。 

仮に当時、日本がもっと市場を開放したって燃費が悪くすぐ壊れる車

や電気製品を誰が買ったのであろうか。 

あの頃の報道で売れる日本製品のせいで職を失った人

が日本製の車やラジオをハンマーで壊している風景を今でも覚えている。



最近になり、アメリカが弱っている日本(経済力が落ちている日本)

をここぞとばかりたたき始めたような気がする。 

それはもう政治摩擦というより弱っている者をいじめているかのように。



まず、最近の大きなニュースとしてアメリカで販売されているトヨタ車

の問題である。 ここで詳しい車の説明は控えるが、アメリカ政府

が訴えているトヨタの問題はトヨタのみに限った事なのであろうか。 

どうみてもアメリカ政府の“いやがらせ”にしか見えないのは私だけ

であろうか。 それを言うならオーストラリア国内で売られている

Holden(ホルデン:もともとはオーストラリア国産の車会社として

1856年にスタートしたが、1931年にアメリカ、GMの傘下

に入り最近では、ホルデン純正の車よりGM系列の会社

(日本のスズキやいすゞも含む)のパーツを使い組み立て、

名前を変えて販売している。 オーストラリア国内のV6系のレース

などにて人気車があり一部の若者に人気があるものの、

オーストラリア人でさえ避ける人がいるくらい品質が悪い。

しかし値段はそれなりに高い。)はどうなると言いたくなる。 

この問題に日本政府はどれだけトヨタを後ろで支えているのであろうか。



次に飛び込んできたニュースはカリフォルニアにある日本人

が経営する高級レストランにて現在、ここオーストラリアでも大きな

問題になっている鯨を売ったという事で経営者が逮捕されたという

ニュースである。(驚く事にオーストラリアでは大きなニュース

として扱われてはいなかった。) 確かにアメリカでは鯨は絶滅種

として保護する海洋哺乳類保護法があり売買を禁止されているが、

この話、この情報が警察に伝わった方法がすごい。ついこの間、

アメリカアカデミー賞を受賞した和歌山県の太地町の入り江にて

イルカの捕獲をまるで日本人が残虐な人種かのように撮影した

ドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」のスタッフの友人からの情報

を受けて、そのスタッフが実際にその店に行き、物的証拠を得て

ロサンゼルス連邦刑事局にたれながしたらしい。 

確かに鯨の肉を食べない英語圏の国の人間からすると

日本の捕鯨問題は大きな問題であろう。 

そして、それを駆り立てるようにその映画「ザ・コーブ」

が脚光を浴びている。 しかし、この映画、ドキュメンタリー

として見て見たいという興味はあるが、アカデミー賞を受賞するほど

の映画なのであろうか。この映画スタッフのバックに誰がついている

のかは知らないが、アメリカの政治家の名前がでてきても驚きはしない。

映画の賞の受賞といいこのレストランの経営者の逮捕といい、

みごとなまでの日本人いじめである。


そして最後に聞いたニュースがアメリカの議員が日本への牛肉輸入規制

の全面解除を訴えているというニュースである。 

ずいぶんも前にBSEが発生したアメリカの肉を、

現在は生後30ヶ月以下のもののみ輸入してよいと定めている。 

これを、“そろそろ”解禁してほしいというのである。 


この規制、せっかく一度は日本政府が認めても抜き打ちの検査

でひっかかり再度、規制しているというアメリカ側のいい加減さも

でている。そんな中、解禁を要求しているのだが、

これも“うまいタイミング”で言ってきているなと思う。 


アメリカ政府はトヨタで叩き、鯨で蹴飛ばし、牛肉でとどめ

をさそうとでもしているのであろうか。

この要求を日本政府が蹴れば(当然、蹴るであろう)

なんらかしらの“おかえし”が来るにちがいない。 


そもそもこれらのアメリカ政府の動きは、政権交代し、

以前ほどアメリカに歩み寄ろうとしない鳩山政権への“おどし”

にも見えてしかたがない。 

今の日本政府、アメリカを敵に回せるほど力はない。

何より国際政治とは必ずどこかの国ときちんとした国交

がないとやっていけない。 


はたして日本政府や日本企業はこれからどう生き抜いていく

のであろうか。 最近の日本を外から見ていると、

おちぶれて弱くなった者が周りから急にケンカ

を売られているかのように見えてしかたがない。



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by boeing747taka | 2010-03-19 21:43 | 番外編:コクピットから見る世界