全米女子プロゴルフ、英語がしゃべれないと失格?!



たった今、とんでもないニュースを見た。



なんでも、来年から米女子プロゴルフ協会(LPGA)

は、英語の口語テストを外国人選手に実施して、

基準に満たさないと、出場停止にするという発表をした。 


なんたる差別的な決まりであろう。



 このルールを詳しく見ると、「同ツアーに2年間在籍し

英会話能力の評価が必要と判断された選手を対象に

英語の口語テストを実施し、基準に達しない場合は出場停止とする」

とある。 その“必要と判断された選手”とはどのよう

に決めるのであろうか。 そんなもの、会話ができる、

できないにかかわらずアメリカ文化になじめない人が真っ先

にターゲットになるに決まっている。 


アメリカ人は英語ができない人や、自分が気に入らない人には

本当に露骨な態度をとる人種である。 


このルールは最近の韓国人選手のアメリカツアー進出

に歯止めをかけようとしているように見えてならない。 


ここ数年の韓国人女子選手のアメリカ進出はめまぐるしいものがある。


ツアーに出場するばかりか、優勝だって何人もしている。 


現在活躍している韓国人女子選手は約45人いる。 

ツアー選手が約150人(予選からくる選手も含めて)いるとしたら、

約3分の1が韓国人選手になってしまう。 


それにたいする“いじめ”としか思えない。 


ツアー側は「決して特定の国をターゲットにはしていない。

私たちは、選手を助けたいのでこれを実施した。 

英語ができることにより、もっとファンやスポンサー、

メディアとよい関係になってほしい。」という声明を発表しているが、

俺にはどうみても、“言い訳”にしか聞こえない。 


確かに、アメリカで暮らすなら英語は必要ではあるが、

そのために通訳だっている訳であろう。 

プロゴルファーは、英語を勉強する時間を省くために、

通訳を金で雇って、更にゴルフの練習にあてているのである。 


俺も昔、プロゴルフの世界にいたので、痛いほどわかるが、

プロゴルファーの練習は1日中であり、英語の勉強なんてする暇

があるはずがない。トッププロとなればなおさらである。 


逆に、試合で稼げないプロは“他の仕事”をして生活費を稼ぎ

(俺がその例(苦笑))、試合で稼げるプロは更に練習に時間

を費やし着実に実力を上げてゆく。 


こうして、トッププロと3流プロの差がどんどん広まってゆく、

悲しき現実がある。 


外国人選手を英語の勉強に費やさせてその間に、

アメリカ人選手の実力を上げようとでも考えているのであろうか。


ちなみに、この規則は、まだ女子プロのみで、男子プロにはない。



俺はゴルフが好きでこの世界に昔、飛び込んだが、

アメリカのゴルフの世界は他のスポーツに比べて、

頭が固いというか、よそ者に冷たいような気がする。 


その良い例が野球である。 野球では、英語がしゃべれよう

がなんだろうが、“結果”さえだせば、たちまちヒーローである。 


その例があの野茂選手であろう。 

おそらく彼はいまだに英語が話せないと思う。 

しかし、彼の人気と成績に対するアメリカ人の敬意は引退した

今でも存在している。



何年も前、男子ツアーの4大メジャーの優勝者が全て外国人選手

という年があった。 その時のメディアは今回の英語テストのよう

に外国人選手を懸念する意見を発していた。 

「そろそろアメリカも野球のように外国人選手の人数を規制する

必要がある。 それでないとアメリカ人選手の出場する機会

がなくなる。」と。 アホな意見である。 

アメリカの男子プロと女子プロの試合の多くは、

日本や韓国の企業からのスポンサーで成り立っている。 

“誰の金で試合ができているのだ!”と言いたくなる話である。 

更に、日本以外の国では、自国にまともに稼げるプロの試合

がないために、アメリカに出稼ぎにきている選手が多い。 

そんなハングリー精神があるからこそ活躍できているのではないか。

 

アメリカ、地元の高校のゴルフ部でちょっと活躍する>大学のゴルフ部

に奨学金で通う>卒業後にプロ転向>25歳くらいで年収1億円以上



こんな華やかな人生が送れるレールが存在する国の人間が、


ゴルフの環境がまるでない場所でボールを叩き始め、


言葉の通じない国へ出稼ぎにいく選手の気持ちなんぞ、


全く理解できないのであろう。


”落ちてゆくアメリカ”を象徴するような出来事である。




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by boeing747taka | 2008-08-27 18:38 | ありえねぇ世界ニュース