ブリスベン新店舗情報


東京ほど大きな都市ともなると、数年そこに住んでいなかっただけで

街は大きな変化をとでてしまい、新しい町並みになったのを

驚くものであった。 

その変化の頻度は当然、景気が良ければ早くなる。


アメリカに10年以上も住んでいた私、実は日本への一時帰国は

4年ほどに1度であった。

帰ってくるたびにそれはもう“浦島太郎”状態であったのを記憶している。 


そいう事はどこの都市にいたって体験する事であるはずなのだが、

ここブリスベンは、他国に比べて景気が良いのにもかかわらず、

それはもう時が止まったかのような状態であった。 


が、そんなのんびりオージー経済もここ数年で大きく変わったと思う。

さすがののんびりオージーもそれでは商売ができないと“やっと”

気づいたのであろう、他国なみのビジネス展開に“なりつつ“

あるように思う。

それを象徴するかのように、ここ数年、ブリスベンの中心街、

Queen Street(クイーンストリート)ではいろいろな店がオープンしたり、

クローズしたりしている。 それこそ、他国で見られるように、

数年いなかっただけで風景ががらりと変わっているように思い、

ここブリスベンもやっと”世界並みの都市“になったかと、

ある意味、うれしい現象である。(笑)


さて、そんな“やっと”世界の都市なみのビジネススピード

になりつつあるブリスベンに数週間前に新しい店3つが開店した。 

1つはあのクリスタル・ガラス店で有名なSwarovski(スワロフスキー)

である。ご存知、オーストリア(オーストラリアではない(笑))

で創業されたとてもきれいな光を放出するクリスタル・ガラス

のアクセサリーは見ているだけでほっとするものがある。

女性へのプレゼントとしては最適なものなのだが、

やはりとういか、それなりのお値段でもあります。(笑)

世の中がこんなに不景気なのにこんな店が登場するという事

は富豪層を相手にしたビジネスなのかなと思いますが、

はたしてその富豪層がブリスベンのクイーンストリート

を歩いているのでしょうか?(笑)

確かに今のオーストラリア観光業のターゲットはかつての日本から

中国やアラビア諸国へ完全に移転していますが、

彼らが商売になるほどここにいるのかは疑問です。 

まあ、逆に言うなら“金持ち留学生”は増えているので、

彼らをターゲットにしたと言えば、うなずける事ではありますが。

店内もガーデンシティーショッピングセンター内にある店より

も内装がきれいで高級感あふれるデザインとなっています。

興味がある方はちょっとみてください。

ご結婚をされている方、くれぐれもこの情報を奥さん

に言わないように。(苦笑)

私のようにせがまれるのがおちでしょう・・・



そして、そのスワロフスキーの店の左隣に新しくオープンした店

は2つ並んで男性用の洋服店である。

1つはカジュアル系の男性服を販売していてもう1つは

セミフォーマル系の男性服を販売する店である。

クイーンストリートを端から端まで歩くとお気づきになる

であろうが、“男性用の店”(風俗ではない店)というのが異常に

少ない事にお気づきになるであろう。

靴にしろ服にしろ、ほとんどが女性用ばかりである。 

まあ、これは何もここブリスベンに限った事ではないが、

ファッション系の店となれば男性用を置くより女性用を置いたほうが

店としてはビジネスになりやすいのは現状である。

だから逆にその「クイーンストリートにないタイプの店」として

旗揚げしたのであろうから新規参入としては良いアイディア

となるであろう。服のデザインを見た限りでは30,40台

の男性をターゲットにしたようなデザインであるし、

その手の“客”は市内に勤める人が昼間、たくさん歩いているし。

まあ、後は値段とサービスがどうかである。


最近のオーストラリアもずいぶん変わってきたと思う。
 
以前のようにぶっきらぼうにやっていたのでは、ビジネス

がうまくいかないのに“今になりようやく気づいてきたオーストラリア

のサービス産業”というのが、私が気づく事であるが、

この店だって従来の、オーストラリアの店のような対応

(客を客として扱わない態度)をしていればすぐにつぶれるであろう。


ようやくオーストラリアも“ビジネス”というのがわかってきたような

気がしてちょっとうれしい光景であった。




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# by boeing747taka | 2011-06-05 12:33 | 番外編:コクピットから見る世界
本当のオーストラリア移民問題




先日、オーストラリアの財政案が発表された。

この財政案はそれぞれの政策に対してどれだけの予算

を使うかを発表したものである。

例の1つとして、防衛にどれだけ使うかを示した

防衛費と言えばわかりやすいかもしれない。


その項目の1つに移民問題への経費を示したものがある。

現在、オーストラリアは移民問題にて大きな修羅場

を迎えていると思う。今回の政策がオーストラリアの将来

に必ずといって良いほど影響するであろう。 


現在の移民問題は大きな問題として2つあると思う。

1つはアフリカや中東などから船でやってくる

不法移民問題である。

彼らは彼らの国の生活苦からエージェントに大金

をはたいて船に乗せてもらいやってくる。

“当然”オーストラリアの海上で捕まるが、

その後、クリスマス島という離れ小島にある収容所

に何年か入れられ、最終的に“ゴーサイン”

が出た人は、はれてオーストラリアのビザを手に入れ

オーストラリア本土に送られる。

その待っている間、英語のクラスや職業トレーニング

までしてくれ、“オーストラリアへ住む準備”

をほどこしてくれる。そして、いざオーストラリア

に住んでも政府からいろいろな援助金が出て、

いたりつくせりのサービスを受けている。

これがかえってオーストラリア国民の反感

をかっているもの現実である。

「そこまで援助するのかというくらい税金を使っている」と。 

私の近所にもその制度を利用して移民してきた

家族が住んでいるが、中古車とはいえ、

車まで買い与えられている。 


最近、以前からあった暴動がまたそのクリスマス島

の収容所であった。彼らはそこでの生活レベル

が低い事やビザのプロセスが長すぎる事に不満

をたてているらしいが、いくら彼らの国での事情

があるとはいえ、“不法”でやってきた“法律に反した人”

が言えることなのであろうか・・・・

この点に関しては不満に思っている

オーストラリア人に同情する。



そして、もう1つの移民問題、今回の私のメインテーマ

であるが、永住権の発行基準についてである。


オーストラリアのビザ発行基準はアメリカやヨーロッパ

に比べて現在でも、楽な方である。

しかし、5年前に比べ大幅に変更されている。

オーストラリア人との結婚以外では、オーストラリア

の大学などを卒業して申請できる永住権が一番確実

な方法で、多くの留学生がそれを目指して学校

に通っている。この制度を設けた背景は、

オーストラリアの人口問題と労働者人口不足問題

があるからである。

時はちょうどハワード政権の頃、税収入を増やす為、

(とはっきりとは言わなかったが)人口を増やしたいが為に

「子供を産みましょう」なんて問題発言をした政治

がいたが、その“人口補足”と、著しく不足している

労働者人口を補うために移民を使う政策を発表した。

彼らの戦略として、労働者不足が深刻化している産業関連

の学部をオーストラリアの大学・専門学校(TAFE)

を卒業すると永住権が与えられる。

(いろいろと細かな条件はあるが)

それにより、移民に働いてもらい不足している労働者

と人口を増やそうとしたのである。

しかし、それが去年あたりから失敗している事に気づき

(やっと気付いたと私は言いたいが)、今年から来年にかけて

移民法を大きく変更するらしい。

“彼らの調査”によると卒業をした留学生は、

自分が卒業した分野の仕事についていないと言うのだ。

例えば、会計学を卒業したインド人留学生が

タクシードライバーをやっている。

ヘアードレッサーの学校を卒業したアジア人が

アジア系のレストランで働いているなど。 

なんとか仕事を見つけ働いているかぎり税金

を払っているだろうから、そういう意味での人口補足

の解決策には“一応”なっているのであろうが、

メインの問題である特定の産業の労働者不足

の解決にはまるでなっていない。


その理由で永住権の発行基準を変更するらしいが、

政府は本当の問題(現場の声)というのを

理解していない。

私も同様の道を歩んだので経験談として語れるが、

本当の問題は2つ、オーストラリアの教育機関

のレベルの低さと、現地の会社の受け入れ

態度・姿勢がなっていないである。


せっかく“大金を叩いて”留学し卒業しても、

自分が勉強した分野で仕事を得れる人というのは

少ないであろう。

私はオーストラリアに来る前にアメリカでも就業した

経験があるので、新卒ではないが、英語圏の国での

就労経験があったが、それでもある企業は

「君はオーストラリアでの経験がない」と言って

はねられた企業もあった。

オーストラリアから多くの人がアメリカに就業

に行っているのにもかかわらずである。

まあ、それでも私は英語で仕事するには苦労しないので、

その後、すんなり仕事を得ることはできたが、

就職活動をしている際に感じた事は、

経験がない人にはとても冷たいのと、

ビザの法律に関してまるで理解と知識がない事である。


あれでは、せっかく卒業してもまず仕事

にありつけないであろう。


そして一番の問題は、上記の問題にも関わってくるが、

オーストラリアの教育機関のレベルの低さである。

この永住権を目指し2005年前後に留学生の数

は急騰した。そのせいでクラスの98%が留学生

(そのうち80%が中国人とインド人)

なんてのもざらにあった。


大学も一部を除いては、自然と留学生を“お客様”

として扱い始めた。そうなると授業のレベルは落ちる

一方である。学校はとにかく留学生を育てる事から

卒業させてあげる事に努力をし始めた。

その結果、「オーストラリアの大学は英語

をしゃべれなくても卒業できる」とメディア

が取り立てるほど内容が薄いカリキュラムになっている。


オーストラリア人はアメリカの大学を

「俺らの高校で習う事をアメリカ人

は大学で勉強している」とバカにしていたが、

それは大きな間違いである。


高校、大学、大学院とアメリカで卒業し、

オーストラリアの大学院も通った私がはっきりと言う、

「オーストラリアの大学はアメリカの高校レベル

の授業を教えている」と。

だからオーストラリアの大学の先生は留学生

にとてもやさしい。確かに英語を母国語にしない人

にとって授業は大変である。

しかし、それを大目に見るのも最初の3ヶ月まで

よいと思う。というよりアメリカの大学はそうである。


そんな“ぬるま湯”につかっていて実力がつく訳がない。

言葉の壁、文化の壁はどれだけいやな思い

をしたかにより習得度・上達度が違うと私は思う。

あんなぬるま湯教育を受けて、まともな英語が使える

ようになる訳がない。 ましては、自分が勉強している

専門分野を習得できる訳がない。

そして、そのレベルで仕事なんか得る・できる訳

がないという結論にいきつく。


どうやらまだ移民局や政府はそれを理解していないので

はないだろうか。本当の問題は永住権の審査方法ではない。

オーストラリアの教育レベルの問題である。


きちんとした教育を受けていれば、

わざわざ高いIELTSスコア(永住権を申請するのに

必要な英語テスト。近年、その要求スコアは

上がりつつある。)を要求し、

チェックしなくても英語は使える英語が身についているし、

留学生が勉強した分野できちんと仕事を得て、

活躍できるのである。 

イコール、労働不足問題、人口問題、税収入の各問題

の解決になるのである。 

しかし、残念ながら、今回の政府の発表をみると、

移民を人口が少ない田舎町にて働かせればよいなどという

提案があるようである。

これにより、都市から留学生が減り、田舎町に中国人

やインド人が増える日がくるのであろう。

そうなると田舎の方でおきる“人種差別問題”

が勃発するであろう。そして、ついには、移民の多くは

アフリカ、中東からの不法移民になり、

オーストラリアで教育を受けた留学生の移民はいなく

なるであろう。 そうなると「移民イコール船でやってきた

不法移民」などという、これまた差別問題へと発展して

しまうのではないだろうか。


Problem after Problem. (問題の後に問題)


まるで解決になっていない解決策を作っている

ような気がしてならない。 



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# by boeing747taka | 2011-05-19 15:59 | 番外編:コクピットから見る世界
英語の国名の疑問


最近というか、ここ数年に私が英語圏の国の新聞を見ていて

(英語圏の国の報道ツール全てを含む)気がついた事、

というより疑問に思う事がある。それは“韓国”という

国名の英語表示方法である。


韓国は正式には日本語で大韓民国と書き、

英語でRepublic of Koreaと書く。

ついでに書くとその“反対側”の国、北朝鮮の英語名

はDemocratic People’s Republic of Koreaと書く。


私がアメリカに住んでいた1990年代と2000年初期、

多くの韓国人に出会ったが、当然?であろうか、

北朝鮮の人(北朝鮮から直接来た人)には出会えなかった。

その際、韓国人はみんな自分の国をSouth Koreaと呼んでいたし、

経済ニュースなどでもその単語を使っていた。

しかし、ここ数年であろうか、英語圏の報道で使われる北朝鮮でなく、

“韓国”を指す単語として、ただ単にKoreaという単語

が使われるのに当然の事ながら目がいってしまう

と共に疑問を感じる。 

現在ほど北朝鮮の名前が報道の世界をにぎわせていない

1990年代に世界感がない英語圏の国の人間

が“区別がつかず”北と南を一緒にKoreaと記していた

のならまだしも、その逆に、北朝鮮が世界を騒がしている

現在に、“逆を行く”やり方でNorth/South Korea

という言い方から北と南という文字が消えた。

最近の報道で使われているKoreaという単語

は韓国(South Korea)を指しているが、

笑えるというよりわからないのが、北朝鮮の場合に限って

North Koreaを記しているのである。

そして、それを象徴するかのように、最近の韓国の若い子

は自分の国名を名乗る際に“Korea”という単語を使う人

が多いような気がする。 

それはもう「どっちでもいいよ」といわんばかりにKoreaとしか言わない。

いや逆に「Southに決まっているだろう」とでも言いたいのであろうか。

私だったらきちんとSouthをつけて名乗るが・・・・


ここで記しておきたいポイント。

最近の若い子はどちらかというと南北統一されるのを望んでいる人が、

年配の年齢層より多い。

教育のせいもあるであろうが、そんな若者の認識がメディア

に影響しているのかもしれない。


それにしても、北朝鮮の人もかつての中国のようにいつの日

か誰でも海外に行けるようになるのであろうか。

やはり彼らの性格は中国人に近いのかもしれないが・・・・・



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# by boeing747taka | 2011-05-15 17:20 | 番外編:コクピットから見る世界
激安航空券が安い訳


オーストラリアにお住まいの日本人ならJet Star

と言えば誰でも知っている激安航空会社であろう。

通常日本行きの往復便がAUD$1500ほどするのが、

タイミングよく買うとなんとAUD$400ほどで買えて

しまうのである。 


最近日本でもこの手の激安航空会社は話題を呼んでいる。 

Air Asiaなどが日本に就航し、“ありえない値段”

で東南アジアへ行けてしまう。

アメリカやヨーロッパではこの手の激安航空会社

はだいぶ前から就航していた。

確かに普段の値段から半分以下で買い物

ができてしまうので、消費者にとってはうれしい話

かもしれないが、私は、この手の激安航空会社

はいつも避けていた。 


理由は「怖い」からである。 

航空券である、半額の電気製品を買うのとは

訳が違う。 店頭に並んでいる商品が通常より

安く売っているに“訳”がある事くらいは、

経済に詳しくなくても誰でもわかる事であろう。

その値段でもビジネスが運営できるように“何か”

を削っているのである。 


Jet Starなどの激安航空会社は機内食や毛布など

を有料にしたり、発着料の安い空港を選んだり

と経費削減に力を入れているが、航空会社が経費

を削るのに真っ先に取り組んでいるのが、

なんと安全に大きな関わりがある

“整備(メインテナンス)”に関わるコスト削減である。


アメリカやヨーロッパの国内線を運行していた

激安航空会社で、墜落事故を起こし、後に政府から

業務停止命令を受けたりした会社のほとんどが、

規定に反するほどの整備コスト削減を行っていた。



アメリカから日本に乗り入れている航空会社

の1つにNorth West(ノースウエスト)航空がある。

この会社は激安航空会社ではないが、

他のアメリカの航空会社に比べてチケットが若干安い。

ただのマーケティング戦略からくるものではない事

が彼らの整備に対する姿勢によく現れている。 



飛行機に少々詳しい人ならご存知であろうが、

ボーイング747などのジェットエンジン搭載の旅客機

は着陸後、エンジンを逆噴射したりフラップ

を利用したりしてブレーキをしているが、

約70%から80%のブレーキの力は車と同じよう

にタイヤを止めてのブレーキである。

その為、多くの航空会社では約50回の着陸

でタイヤの交換を行っているそうだが、

なんとこのノースウエストはその回数を越えても

まだ同じタイヤを利用しているという。

日本政府も危ないと警告を発するも、航空業界

では大きく力が劣っている日米の間で、

日本の言う事なんかおかまいなしのようである。


そのせいであろうか、ノースウエストはブレーキ

やタイヤの問題で成田発の出発時間が遅れる

とうことが度々あるように思える。 

私も何度かこの被害にあっている。 

ブレーキの故障が見つかったとかで、修理をする為

に飛行機の中で5時間待たされたあげく、

フライトはキャンセルで次の日に変更

というのがあった。

まさに「安かろ、悪かろ」とはこの事であろう。



だから、激安航空会社は「何かなければラッキー、

何かあれば最悪」というまるで白か黒かの

ギャンブルのように、私は感じる。


一番の良い例が何かしらの理由でフライト

がキャンセルされた際の対応であろう。 

その際の激安航空会社の対応は最悪である。 

でも、「安いからこんなものだ」と職員もろくに

相手にはしない。



そして、Jet Starに関して言うなら日本発

のオーストラリア便には少々の不安を感じる。

というのも、通常、フライトクルーはその便の機長

を中心にブリーフィングと呼ばれる簡単なミーティング

を行う。この中で“最新の天気・気象情報”

を元にフライト航路を確認するのだが、

なんとJet Starは成田空港でオフィスを持っていない

為であろうか、乗客がいるロビーでそれをやっていた。


この“オフィスを持っていない”事に関しては

その航空会社やその国の政府との関係

もあるので、ここでは特に取り上げないが、

問題はその“天気・気象情報”である。


オフィスがないとなると、当然、機長が手

にしているプリントアウトされた情報は“最新”

のものではない。もちろん気象情報はフライト中

に管制塔から新しいものは手に入れる事ができるが、

自分で保有している方が当然良い。


客席にいると気づかないであろうが、

飛行機というのは、悪天候を避けるために

上に下に、右へ左へと迂回しながら飛行

するのであり、地図上に引いた真っ直ぐ

の線上を飛べばよいというものではない。

そして失礼な話になるが、Jet Starなどの

激安航空会社のパイロットの給料

は大手航空会社のものより当然低い。

そうなると腕の良いパイロットや経験豊富

なパイロットは大手航空会社に行き、

そうでないパイロットや経験の薄い駆け出し

のパイロットが残る。

激安航空会社だってもちろん社内訓練

というのはするが“経費削減”を掲げている

会社が大手ほどの訓練に経費を費やしているか

は疑問である。

“もっと経験や訓練が必要な人“にそれが

なされていないとなると、

やはり「何かなければラッキー、何かあれば最悪」

と少々、不安を感じてまう。


もちろん、激安航空会社に対しての考え方

は人それぞれであると思う。

だからここでどの航空会社に乗るべきとか

乗らないべきとは言わない。

しかし、物を購入する際に、通常より安いもの

があれば、必ずそれには“安い訳”がある事

を頭に入れておいても悪くはないと思う。



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# by boeing747taka | 2011-03-25 20:15 | 番外編:コクピットから見る世界
時代の流れ


この話は、ただ単に“時代の流れ”としてすませてしまうには

なんとも寂しい話である。 でも、そうなのだからしかたないのだろう。



この週末、ビジネスニュースを見ていたら、「カメラのフィルムを製造

しているコダックが近年のフィルム需要の著しい低下の為に、

フィルム工場を閉鎖して、その工場内にある機械は全て鉄

のスクラップとして処分される」という報道を耳にした。 

今の時代にはなんでもないニュースであろうし、

ニュースとして報道されている事自体、おかしな事かもしれない。 


デジカメがカメラの主流にとっくになっている今日、

フィルムなんて売っている店を探すのが大変なくらいであろう。

だからフィルム工場の閉鎖なんてあたりまえかもしれない。 

私だってデジカメの方が何十倍にも便利だし、

フィルムのカメラなんてもう利用していない。 

しかし、子供もの頃からカメラと言えばフィルムのカメラ

で育った私には、その“当たり前のニュース”がなんだか

寂しい思いになってしかたがない。 


デジカメは撮影した写真をすぐに確認する事ができるが、

フィルムのカメラは店で現像するまで確認する事ができない。 

確かにそれは不便な事であろうが、その“タイムラグ”が今では、

写真の楽しみでもあったのかもしれない。

特に友人らと旅行に行った際なんか、帰ってきて最初

にやる事と言えば写真を現像しに行く事であった。 

そして、数枚余計に焼いてもらい友人らと写真

を交換するのである。 

実家にそうやってたまった約13年間のアメリカ生活の記録

が約12冊のアルバムに収められている。 

今ではデジカメを使っているので、最近の写真は、

もちろんPCの中とバックアップのHDDと焼いたDVDの中にある。

確かに場所もくわないしとても便利ではあるが、

なんだかフィルムのカメラの方が“本当に思い出を作り、

保存している”と感じるのはなぜなのであろうか。 


最近では、その写真をデジタルで提示ができるデジタル写真たて

が売っている。これはデジカメで撮影した写真何枚か

をその写真たてに保存し時間差にてスライドショー

を提示してくれる。

現在、この手のディバイスがどれくらい売れているのかは

知らないが、写真屋に行くとまだ“紙の写真”をプリントする

サービスをやっている。  我が家もそうであるが、いくらデジタルカメラ

で撮影したとは言え、記念になる良い写真はプリントして部屋

に飾ったりするものである。 

しかし、今回のコダックのフィルム製造工場の閉鎖のニュース

のように、写真屋の店頭からデジタルカメラのデータ

のプリントサービスが消える日というのもいつかはくるであろう。 


デジカメで撮影した写真を保存、展示するディバイスなんか

ができて世の中に写真をプリントする人がいなくなるという日

が来るものそう遠くないような気がする。


確かに便利になっているのはわかるが、

なんとなくさみしいような気がする。


“思い出の一コマ”が簡単に製造・保存・展示できては、

思い出になくなってしまうのではないだろうか・・・・・



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# by boeing747taka | 2011-01-09 14:48 | 番外編:コクピットから見る世界
iPad, キンドル, mini note 山手線ゲーム


ふ~・・・ まったくこの1年もの間、こんなアホなマインドゲーム

をしていたとは・・・・  わくわく楽しくもあったが、今思い起こせば無駄

な時間を過ごしたような気もする。 

でも、ある意味“クリスマスプレゼントを選ぶ子供”に戻ったような気分

で楽しかったのも確かな事である。  


話は1年ほど前にさかのぼる。ある日、いつものように朝、出勤するため

にブリスベン市のど真ん中を走るクイーンストリートを歩いているとアマゾン

(オンライン書店)で売られている、あの“キンドル(Kindle)”を手にして

"読みながら“歩いている人を見た。 私はすぐさま、その男の真横に

”わざとらしく“同じ方向を歩くふりをして彼が手にしている

”大人のおもちゃ“を見ていた。スクリーンこそ白黒であるが、

それはまるで普通の紙の本を読んでいるような画面であった。 

うわさには聞いていたが初めて実物を見た。 

とても薄く軽そうであったしバスの中で読むには最適なディバイス

であると思った。 さっそくオフィスに着くとPCをオンにしてアマゾン

のサイトにてキンドルの情報を検索した。 

下記のものがキンドルに関しての主な私の批評である。


* 種類は2種類ある、サイズとメモリー数が違うもの。
* 安い方はUS$259(AUS$290から330、その日のレートによる)
* そして2010年後半、2nd ジェネレーションが$139.00
と$189.00(3G)にて発売された。


良い点:
* 安い方は、ミニノートより安く、ミニノートよりコンパクトである。
* アメリカから取り寄せなければならないファイナンスの専門書
が3分の1の値段で電子図書として買える。
* アメリカの新聞、雑誌の電子版が月$4くらいから$30で読める。
* PCでも購入した電子図書が読める。
* PDFも読める。

悪い点:
* PCではないので、Wordの編集やエクセル、インターネットが使えない。
(モデルによっては、一部のサイトが閲覧可能)
* 購入できるのは英語の本のみ、現在は日本語の本は購入不可。
しかもここオーストラリアと著作権の交渉が成立しているもののみ。
(違法なダウンロードはのぞく)よって、一部のビジネス、ファイナンス
の専門書やウォールストリートジャーナルなどはオーストラリアで読めない。


一度は購入しかけたが、あれこれ考えているうちに

「では、ミニノートではどうか?」

というアイディアが浮上してきた。 

そう思った瞬間、適当な理由をつけてオフィス

を飛び出し、オーストラリア大手電気店、JB Hi-FiとHarvey Norman

(ハービーノーマン)へと向かった。 

下記のものが私のミニノートに対する批評である。

* 値段は約$350から約$800、メーカーや機種による。
* スクリーンサイズは10インチだが、12インチ、15インチなどミニ
ではないが約$600で買えるラップトップもある。


良い点:
* キンドルとは違い、PCである。ネットもエクセルも使える。
* バスの中でMixiやブログの原稿を書ける。

悪い点:
* キンドルに比べて重い。
* 安いだけあってデザインと品質が悪い。何年持つのかという不安がある。


休憩時間に再度、電気店に足を運んだり、会社に送られてくるPC関連

のパンフレットを見たり、ネットであれこれ検索したり、

心の奥底にキンドルの事が潜在しつつも気分はミニノート

でのりのりであった。 


そんな矢先、ついにあの話題作、iPadがアメリカで発売さた。

iPadはiPhoneやiTouchを大きくしたようなものではあるが、

スクリーンに必要に応じてキーボードもでるため、

私は“ラップトップ”の部類に入るものと思っていたが、業界、

少なくとも私の世界、投資の世界ではiPadを電子図書端末

として見ているようである。アナリストのレポートを見ても株価

の変動を見比べる為にアマゾンやバーンズアンドノベル

(Barnes & Noble)(注:アメリカの大手書店である。

キンドルに対抗する為、Nook(ノック)という類似品を発売している。

しかし、私が主に必要とするファイナンスや投資の専門書

がアマゾン、キンドル版より量が少なく高かったので私の選択リスト

からすぐさま外れてしまった。 しかし、このNook、この端末を持って

書店に行くと店内でしか読めないものもあるらしく購入者の心

をくすぐる企画もある。 ただ残念ながらこの書店はアメリカ国内

にしかない。)と比べておりアナリストの分析もiPadの発売により

アマゾンやバーンズアンドノベルの株価にどれだけ影響するかなど

を発表している。 私はてっきりDellやソニー、HPなどのラップトップ

の売り上げ量と比べるのかと思っていたが。

 “時代を先行くラップトップ”がどれだけ従来のPCの売り上げ量

を落としたかと。 そしてこのiPad、ごらんの通り、予想通り

に大きな話題となりiPadを販売する電気店、この端末で使える

アプリケーションを作成する会社などの株価も“iPad騒動”

に便乗し一時期ではるが、好調であった。 

そしてその世間で沸騰している時代の流れも、私の選択リストの審査

に大きな影響を与えるのには十分であった。 

売れすぎたアメリカ、本土市場の影響で日本やここ、オーストラリア

の発売が遅れるというニュースにもめげず、

iPadは私の選択リストに名前を刻んでいた。

下記のものが私のiPadに対する批評である。


良い点:
* 世間でどう扱われようとPCである、ネットやエクセルもできる。
* 本体は“平たい板”なので、ミニノートよりコンパクトであり、
バスの中で更に使いやすそうである。

悪い点:
* オーストラリアでは一番安いものが約$630とミニノート
より少々高めである。
* キンドルより大きく、重たい。
* あたりまえだが、OSがマックである。 私はマックが嫌いである。
(これは「以前、働いていた会社のせいである」このジョーク(気持ち)
が分かるのは“そこにいた友人”のみであろう(大笑))


こうして“役者”がそろった瞬間、今回のメインテーマである

“山手線ゲーム”が私の頭の中で、それも、とても早いスピードで始まった。 


思い起こせば今年の初め頃であったか、キンドルを“歩き読み”

している人を見て、「俺もほしい! バスの中でPDFなどを読みたい!」

という思いから始まった。 


ここでまず確認しておきたいのは、今回の購買騒動はあくまで

“バスの中でPDFや電子図書を読みたい”というのがメインであって、

ワイヤレスでネットをするとか、ましては喫茶店でかっこよくコーヒー

を飲みながらPCでちょいとお仕事なんていうのは、

私のライフスタイルにない。 家でも仕事場でも年がら年じゅう

PCの前にいる私のライフスタイルにワイヤレスなんぞ必要もない。

仕事が終われば帰宅するか友人と飲みに行くかの単純パターンである。 

下記の思考パターンが私を1年間悩ませた“山手線ゲーム”である。



プロローグ: ある日、キンドルを歩き読みする男を発見。 
子供のように「俺もほしい!」と購買欲がわく。


その1:キンドルがほしい。値段も良い。しかし、もうちょっと出せばミニノートが買える。
そして、エクセルやネット(必要ではないがあって支障はない)もできる。


その2:ミニノートもいいね。PC版のソフトをインストールすれば
アマゾンの電子図書が読める。


その3:iPad発売のニュースを見る。 ミニノートよりもう少しだせば
あの話題の端末が買える。 iPadを買って時代を先取ろう!


その4:まったアップル製品はいつも初回バージョンより2nd
ジェネレーションの方が良いから次のバージョンが出るまで待った方
が良いのでは。それに、ただがバスの中の本読みに$600以上も出すとは・・・


その5: やっぱり安いキンドルにしよう。



こうして、出発してから終点駅のない山手線ゲームが始まってしまい、

その1の選択肢が始まったかと思えば2,3,4,5ときて

その1の振り出しに戻る。 この思考ゲームが私の頭の中でぐるぐると、

それはまるでF1レース用の車に搭載されているエンジン

のスピードのように速く回っていた。 


キンドル<ミニノート<iPad<キンドル 


この言葉をぐるぐる追い回すようにパンフレットをひっかき回し、

ネットで検索しまくり。 どこでどう、終止符を打てば良いのか

わからなくなった。 というより別にその必要性を感じなく、

単純にクリスマスプレゼントを選ぶ子供に戻ったような

気分であったのも確かである。



そして、上記の山手線ゲームが何億回、頭の中で回ったか

は分からないが、数ヶ月前、日本のニュースで、

日本のアマゾンもついに日本語書籍の電子図書を扱う

と発表があった。 このニュースは、迷いに迷いまくっている

私の頭の回転に終止符を打ってくれる最高のニュースであった。

私は英語も日本語の本もよく読むので、Kindleにより両方の書籍

が読めるとなれば、もうKindleを買うしかないと思った。

ネットがこれだけ発達している今日、アメリカでしか使えないKindle、

日本でしか使えないKindleなんてしょうもないビジネス戦略

をするなんてSonyくらいなものであろう。 


(注:私はSonyの製品の質の良さは認めるが彼らのビジネススタイル

は大きな疑問である。質の良い製品を短く使わせ、

新しいのを買わせるスタイル。そして、国が違えば新しいの

をご購入くださいというスタイル。 ありえない。

SonyのReaderはそうなっている。オーストラリアで購入した

Readerは日本で使えないらしい。)

それを確認するために、日本のアマゾンに質問してみた。 

すると次のような答えが返ってきた。

「日本のアマゾンはアメリカのとは違い独自で運営されています。

キンドルはアメリカのアマゾンの商品なのでアメリカ側にお聞きください。」



そして、その指示に従い、その旨をアメリカ側に質問した。

すると次のような答えが返ってきた。


「我々アメリカ側はそのようなニュース(日本語の電子図書の発売)

は聞いておりません。どうぞ、日本側にお問い合わせください。」



みごとは“たらいまわり連携プレー”である。

当たり前だが、ここで、Kindleを購入しようという購買欲は一気に失せた。

じゃあの日本語の電子図書を扱うというニュースは誰

が言い出したのであろうか?



こうして、1年に渡る山手線ゲームは終了した。

今では、Kidleやミニノート、iPadの宣伝なんぞ見ても、

どうとも思わない。 



そして、通勤の際は図書館で借りた本を読んでいる・・・・・ 

いったいなんだったのだろうか2010年という年は・・・・・




PS.

添付してある写真はそれぞれの端末のサイズを見比べる為

に紙で作成したものです。

白い箇所がスクリーン、緑の箇所が本体のサイズ。




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# by boeing747taka | 2011-01-01 16:49 | 暴院具レポート
経営危機に落ちているオーストラリアの遊園地


先日、夫婦でここオーストラリアの遊園地のVIP Cardを購入した。 

このカードは$99にてゴールドコーストにある有名な遊園地、

Movie World(遊園地), Sea World(水族館系の遊園地),

Wet and Wild(水泳プール系の遊園地)の3つを2011年6月30日

まで何回も行けるというものだ。 

この値段ではとてもお買い得だと思う。


上記の遊園地は以前に行った事があるが値段がいい値段だったので

購入した。 そして先週末、さっそく妻とMovie Worldへ行ってきた。 


この遊園地はアメリカのWarner Brothersが主体で、

その会社が製作した映画、バットマン、スーパーマン、シュレック

などのライドがある。ジェットコースター有り、ショー有り

のそれなりのものであるが、出身地は東京ディズニーランドの近く、

長く住んでいたアメリカはディズニーワールドなどがあるフロリダ州、

現在住んでいる場所がゴールドコーストの遊園地から車で約30分

の位置と、わざとではないがなぜか遊園地の近くに住んでいる人生

を送っている私には、なんとなく物足りない遊園地であった。 


はっきりと覚えていないが数年前に来た際の入場料は$65以下

だったような気がするが今ではなんと$75もする!! 

それを見た瞬間、$99の年間パスは正解であったのか、

それとも失敗であったのか疑問に思った。 

他のSea WorldやWet and Wild だって同様の値段に跳ね上がっている。 

単純に計算してたったの2回行けば元を取れる。


ちなみに東京ディズニーランドの入場料は大人5,800円、

年間パスポートだと大人45,000円である。 

AUS$1を80円で計算すると$72.50になるので東京ディズニーランド

の方が若干安い結果になるが、何度行っても飽きない

東京ディズニーランドに対し、1度行けばもういいと感じる

Movie WorldやSea Worldがほぼ同じ値段となれば冗談じゃない

と言いたくなる。 ついでにアメリカのディズニーワールドを調べてみた。

10年前に私が住んでいた頃はUSD$50台だったと記憶しているが、

さすがに10年もたてば値上がりはしている、現在USD$87になっていた。 

USD$1を82円で計算すると7,134円になる。 

(ちなみにUSD$をAUS$に換算すると、現在はお互い$1に限りなく

近いのでオーストラリア$に計算したらほぼ同じ$80台後半になる。

Movie Worldより高くなるが、価値ある値段と思う。)

東京ディズニーランドより少々高くなるが、本場アメリカの大きな

遊園地には価値のある値段だと思う。


買い物をして“得した”、“損した”と感じるのはやはりその値段

と同様又はそれ以上の満足感を得れた際に得したと感じるであろうし、

それ以下であれば損したと思う。 それが買い物であろう。 


それを思うとオーストラリアの遊園地は全て“完全に損した気分”

になるような気がする。(笑)

おまけにそのMovie World、ランチに路上の売店のホットドック

を食べたのだが、これがなんと$7.50もするのだ!! 

遊園地を出ればマクドナルドでビックマックセットが帰るではないか!! 

そして家族連れにはポイントとなる“おみやげ店”。 

これも東京ディズニーランド、アメリカのディズニーワールド

のものと比べるととてもしょぼい。 オーストラリア特有の質の悪さに

種類のなさ。 おまけに高いときている。 

こんなじょぼいものに$20も払わんだろうという物ばかりである。 

店を見ていると“やはり”人々は何も買わずに店を出てゆく人が多かった。

海外の観光客はもとより、オーストラリア国内の観光客だって

ばかではない、あんな質のものをおみやげに買うはずがない。

入場料に始まってランチ、お土産ショップまで何もかも損をした買い物

に感じさせるオーストラリアの遊園地、これで経営はなりたつ

のであろうか。そういえばちょっと前の経済ニュースでゴールドコースト

の遊園地の経営が良くないというニュースを見た記憶がある。 

これは決して近年の不景気のせいで海外からの観光客が減っているせい

ではない。 おそらく10年前までは日本人観光客であふれていたで

あろうが、ゴールドコーストは今では中国人やアラビア人の観光客

で潤っている。しかし、彼らはその遊園地には来ないのである。

オーストラリア国内の観光客や地元の人だって同様に感じている

のであろう。 この値段と遊園地の内容、満足度では当たり前の結果

である。 


この私たちが購入した$99のVIP Cardはその経営を立て直す

“皮肉の策”だったのかもしれない。 


まるで破綻する前にコーヒー1杯、1500円をチャージして

“最後の抵抗”している喫茶店を見ているようでしかたがない。



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# by boeing747taka | 2010-11-17 19:35 | 番外編:コクピットから見る世界
ケビン・ラッド氏復活! オーストラリア外務大臣に


9月11日(土曜日)付けのニュースであのオーストラリア首相

を失脚したケビン・ラッド氏が新政権オーストラリアの外務大臣

に任命されたとあった。 

彼は6月に支持率を大幅に下げ、党内のジュリー・ギラード派

に追い出されるように辞任したが、なんとそのギラード新首相

が彼を外務大臣に任命したのである。


これにはいろいろ意見が飛び交うであろうが、

一番の理由は“労働党の安定化“であろう。

今回のオーストラリアの選挙は、選挙後も通常は蚊帳の外

の少数政党が主役になってしまうほど混戦であったのも裏腹、

多くのオーストラリア国民が失望した内容となっていた。

このまま新政権が誕生し労働党がしっかりとしたリーダーシップ

を発揮しなければ次の選挙では確実に負けるであろうし、

下手をするとその前に政権を失ってしまうかもしれない。

よってこの二人による党内の基盤建て直しが必要と思い

ギラード新首相はロッド氏を任命したのであろう。


ケビン・ロッド氏は首相になりメディアの話題に多く上がったが、

彼はもともと外務省の人で、外交問題は得意な人である。 

私は中国語がしゃべれないので、彼の中国語がどれほどの

ものなのかは、判断できないが、オーストラリアのTVでも中国語

をしゃべっている彼の姿が報道されていた。 

私にはきれいな発音に聞こえたが。


首相就任中のロッド氏は、捕鯨問題が悪化した日本とは、

経済関係悪化を懸念しつつも日本政府に問題解決を要求していた。

これにより日豪関係は政府レベルでは悪化したように日本側

の報道にあったが、私はそうは思わない。 

オーストラリアの政治側から見ると“プッシュが足りない”

弱腰対応に見えてならなかった。

失脚した原因の1つでもないだろうか。 


それとは裏腹、日本を抜いて資源ビジネスの第1位大口顧客

となった中国とは良い関係を保とうとした。 

上記のTVにての中国語パフォーマンスもそこからきている。

しかし、中国でオーストラリア炭鉱大手企業、

Rio Tintoの社員がスパイ容疑で逮捕されたあたりから

ロッド氏と中国の関係の歯車は狂い始めたと思う。


この話はその社員が中国の国家機密情報を盗んだ為

に逮捕したとあるが、その前に中国とオーストラリア間で

交渉していた炭鉱関連の契約問題で中国にとっては

うまくない話に終わってしまった事に対しての報復だったのは

目に見えている。それに対抗してかロッド氏は段々と中国

に対し懸念するコメントが増え、最近では中国の軍事拡大

に警戒心を示すコメントを残し、対中関係を悪化させた。 


そんな近年では“失敗続き”の彼を外務省に迎え

なければならないほど、今のオーストラリア政治には安定

が必要なのであろう。


労働党のトップが基盤をしっかりつくる事ができなければ、

次の選挙では確実に労働党は負けるであろう。

ある意味、日本には対豪政策にて中国を振り切り資源国

オーストラリアと良い関係になれるチャンスだと

私は思うのだが、日本の政治家にはそこまで国際感覚

にあふれている政治家なんぞいやしないだろう。 

ラッド氏だって今回の就任にて彼の信頼感を挙げたくて

仕方ないだろうに。 


まあ、政治家の話はどこの国へいっても同じように

不満だらけという事なのであろうか・・・


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# by boeing747taka | 2010-09-11 23:49 | ありえねぇオージーニュース
食糧危機 in オーストラリア


最近、日本はもとより世界中で騒がれている問題

の1つとして食糧危機がある。 

近年の人口増加に、自然環境の変化の影響などから

食料の生産量が追いつかなくなっているのと、

どこの国でも“汚い、つらい、ださい”などと若い人

に敬遠されがちな農業に従事したがらない若者

が増えているのも1つの原因となっているであろう。 


ここオーストラリアにも同様な問題が上がっているが、

資源国であるオーストラリアには他国とは違った

食糧危機問題が上がっている。



現在、私が勤務している会社はブリスベンから北に車

で約4時間ほどいったバンダバーグという街にて農場

を経営している。私はその農場の財務管理や農業運営

データの管理をここブリスベン本社にてやっている

のだが、度々その“オーストラリア版食糧危機”

の話を耳にする。 

それは、作物が採れないとか、若い従業員がいない

とかではない。収穫は毎年のように好調である。


その問題とは、なんと“オイルマネーがオーストラリア

の農場に参入してきている”である。 

この不景気とは裏腹にオイルマネーはいまだに衰え

を知らない。以前はオイルマネーといえば海外金融市場

への投資関係であったが最近の食糧危機に目をつけた

彼らは農業関連への投資に興味を持ち始めたのである。 


しかし、ここで注目してほしいのは、彼らが投資すると

言って農場を購入している訳ではない事である。 

ここが今回のオーストラリアの食糧危機

を募らせている原因なのだ。



オーストラリアの農業には日本のように農協

というのはない。だから農家がそれぞれに自分の会社

を運営しているのと同じように農場を運営しなければ

ならない。 もちろん、農家への税金優遇や政府

の特別優遇などはあるが、日本の農協に比べたら

厳しい現状にある。 農業の流通機関がそれぞれ会社

となっていると説明すればわかりやすいであろうか。


仕組みはこうである。 

まず農家が穀物を農場にてつくる。

そしてその出来上がった穀物を契約している梱包会社

に送るのである。この梱包会社が日本でいう農協の役割

を持っている。彼らが穀物を箱につめ、

そして大手ではウールワースやコールズなどのスーパー、

場合によっては海外に出荷する。 

彼らが買い手を探し、買い手の需要と農家の生産量

により株式市場のように穀物の値段が決まる。 

そして、その買い手との売買が成立した後に各経費・手数料

などを引いた儲け額が農家に支払われるというシステムである。 


簡単に流れを書くと:


<出荷>

1. 農家が穀物を栽培。

2. シーズンになると農家が梱包会社へ穀物を郵送。
(場合によっては彼らが回収)

3. 梱包会社が出荷用の箱に梱包する。

4. 買い手先のバイヤーの需要と生産量の供給により
穀物の値段が決まる。

5. 梱包会社と買い手の取引が成立すると、
梱包会社から穀物が出荷される。


<入金>

1. 買い手先から梱包会社へ入金。

2. 梱包会社が梱包代、箱代、郵送代、手数料など
を計算しその額から差し引いた金額が農家の儲け額。

3. 各農家へ出荷量に応じて支払い。



私の会計士としての仕事の1つとしてこの農家の出荷量

と梱包先のデータ上にある出荷量、経費の計算

があっているかの確認、支払い額の確認などである。 


あたり前だが、相手が出してくる数字をまるごと

信用していては話にならない。 

そして、この梱包の会社もいくつもあるので、

今使っている会社は、手数料の額やその会社の

マーケティング力などを見て、あちこち試してみて

決めたものである。 


ここまで話すと「なぜ、梱包会社に販売をまかせるの? 

自分たちで売ればいいじゃない」と言う人

もいるであろう。 

しかし、オーストラリアの農場のサイズを考えて

もらいたい。穀物の量だってトラック何十台分

の話である。それを箱に詰める作業をするには、

それの為の場所と人が必要になる。

そうなるともう1つの会社を運営するのと

同じになり、少なくとも数億円単位の投資

が必要になる。 そして何より農家はビジネスマンでない。 

梱包しても買い手先探しと交渉まではできる

能力と暇がない。 


そういう理由と日本のような農協がない事から

このオーストラリア農業の“ミドルマン・ビジネス”

が存在し、お互いがお互いを必要としるしステム

が出来上がったのである。 

そしてオーストラリアの食糧危機がこのミドルマンにあるのだ。 



アラビア人は考えたものである。

日本と同様、自国では食糧なんてほとんど獲れない

アラビア諸国は、ほとんどを輸入に頼っている。

食糧危機が騒がれ始めると彼らは、将来をみすえ

自国の食糧確保の為にオイルマネーを海外の農業

に向けた。普通なら海外の農場を買収する事

を考えるであろうが、彼らはそれをせず、

なんと上記の“ミドルマン”つなわち

オーストラリア農業ビジネスにいる梱包会社

を買収し始めたのだ。 

そうする事によりオーストラリア国内の農業流通

システムをコントロールできるようになる。 

その気になれば大部分の穀物の郵送をアラビア諸国

に向ける事だってできてしまうのである。 

農家を買収したって送るのに梱包が必要となる。

しかも大規模の。

それに農家と梱包会社は持ちつ持たれつの関係である。

農家は、誰かが穀物を買ってくれなければ生計

をたてられない。だから感情的にもアラビア人

による梱包会社の買収に反対していても何もできない

のである。というより新しいビジネスパートナー

として受け入れなければならないのである。 

今のところ、特定の穀物の梱包会社の全てがオイルマネー

により買収されたとか、郵送先がアラビア諸国に流れている

という話は聞かない。 

とある会社が買収されただの、されそうという程度の話

ではあるが、あと3年もすれば、多くの梱包会社

はオイルマネーで染まるであろう。 

そして、遅かれ早かれ中国資本も入ってくるのではないだろうか。 


日本では食糧危機が騒がれ野菜の値段が高騰していて

それを目の当たりにしているのに、海外市場に対しての、

全くの対策がなされていないのが残念である。


今の日本にはアラビア諸国のような先見の目、

国際市場の目を持った人間が少ないのであろうか・・・・ 

穀物だけではなく、魚類だって同様の問題があるだけに、

日本の食生活の将来がとても心配である。


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# by boeing747taka | 2010-09-09 21:12 | ありえねぇオージーニュース
くそアメリカ入国審査官の金儲け


あのアホどもは、ついにこんな事までやり始めたか。


今日のニュースで、アメリカを訪れる旅行者で、

観光ビザを必要としない国(日本も含む36カ国)の旅行者からなんと

入国の際に14ドルを取るとあった。 


まあ、ビザ申請に金を払うという点では、私が住むオーストラリア

の方がえげつなく、なんでもかんでも金がかかるが、

アメリカもついにそんな“せこ商売”を始めた。 


確かにオーストラリアはビザ申請に金を取るが、

無愛想な入国審査官が多い中、世界的標準からすると

オーストラリアの入国審査官はフレンドリーだと思う。 

日本は東京の人より大阪の人がフレンドリーだった。

(外国人用審査官) それに日本のビザ申請に金はいらない。

(2009年)

だからと言う訳ではないが、金を取ってもフレンドリーな

オーストラリアならまだ許せる。 

が、アメリカの移民局や入国審査官なんか外人を犯罪者

のように扱う。 まずは相手を犯罪者として見ろとでも教育

されているかのようだ。 


私は現在住む、オーストラリアの前にアメリカに約13年住んでいた。 

その際に、何度もアメリカの国境をまたいだが、アメリカ滞在年数

が増えるにつれて、パスポートの記録を見た入国審査官

のやつが私を犯罪者のように扱う度合いが増えてゆく。

しかも、学生からMBA卒業までして、地元の企業で就労ビザ

を取っていて、きちんと税金も納めていてである。 

そんな善良市民に「なんでアメリカに戻ってきた?」

なんてバカな質問をする。

「住んでる家に戻ってくるのがあたりまえだろう!! 

家出少年じゃあるまいし!!」とつばを吐いてやりたい思い

を何度した事か。 最悪の場合、疑いをかけられ別室

につれていかれたこともあった。

(何に対する疑いかはまるで理解できずに) 

そこには、同様に“しょうもない”理由で取調べを待っている

外人がたくさんいた。 みんな不安そうに待っていたが一人

が俺に話しかけたとたん、みんなで話し合いが始まった。


話を聞くと誰もあやしそうな内容の人はいない。 

ただ単に私と同様、アメリカに長く住んでいてビザ

を更新している人達である。 そして私と同様、アメリカの大学

を卒業してアメリカできちんと就労ビザを保有して

働いている人も多かった。 


ばかな国であるアメリカは。 


自国の教育を受け、きちんとした就労ビザをもつ外国人

を長く住んでいるというだけで疑いをかけるなんて。 

そんなビザがしっかりしているかどうかなんて記録

を見れば一目瞭然であろう。 

そしてその取調べで、聞かれる質問の内容のレベル

があまりにも低すぎる。


だから人権損害で訴えてやりたいのだが、どう考えても

相手側に有利になってしまう。 


あたりまえだが、約1時間の無駄時間とプレッシャー

を感じた後、無事、開放される。 

空港のロビーであった他の“共犯者”にどんな質問だっか

と聞くとみんな同様にレベルの低いものだった。 

これは差別というのか、いやがらせというのか、

そのたぐいのレベルでしかない。 



今だから言えるが、あの2001年9月11日におこった

NY同時多発テロ。 あの事件があった朝は、

私はフロリダ州にいたが、あの事件の真相を聞いた際、

私はみんなのように驚く事よりも「やっぱりね」という、

なんだかいつかは、そうなるような事件が起こったな

という気分でニュースを聞いていた。

空港であれだけ外国人(観光客を除く、なんらかしらの

ビザにて住んでいる外国人)をいたぶり、

そして、アラビア人をけなし、敵意識旺盛に対応していれば、

あのテロのような事は、いつかは起こるであろうと思っていた。 


あれはアメリカに対するWake Up Callであろう。


なんて言えばアメリカ人や右翼系の意見を持つ人

は怒るであろうが、空港でアメリカ人が外国人にとっている態度

を見てもらいたい。

あれだけよそ者を犯罪者扱いして、しかも“きちんとしている人”

までも無差別に敵対意識で対応していれば、

アメリカに爆弾の1つでも落としてやろうなんて思うであろう。 


すくなくともオーストラリア、いやブリスベンと言うべきか、

ここの空港の人は、アジア人の私にも笑顔で会話をしてくれる。 

空港の職員も英語を話せない人と対応するのに

慣れているような雰囲気がある。 

日本から帰ってきた際なんか、パスポートを見れば私

が永住している事がわかるのであろう、

きさくに「親戚に会いに行ったの?」と聞いてくる。

そこで俺は一張羅の着物のように、いつも同じジョーク

を使うのだが、

「ああ、毎日、家族にすしを食べさせられて、

せっかく油っこいFish & Chipsから逃れたと思ったのに

逆に太っちゃったよ」と。 たいていのオージーの入国審査官

や関税の人はこれで大笑いしてくれる。 

そして笑顔で”Welcome back to Australia!”と言ってくれる。 


たまには不満も感じるオーストラリアだが、この時ばかりは

オーストラリア人にほこりを感じる。 

私はアメリカに約13年住んでいて何度もアメリカ国境

をまたいだが、Welcome back to USA. とか、Welcome to America.

なんて言葉は一度も聞いた事はない。 

ましては、上記のような会話なんぞしてもまるで感心なし、

相手にしてくれない。何を言ってもニコリともしせず、

質問と視線は常に犯罪者を取り調べる検察官である。 


この収入はアメリカの観光業発展に使われるそうだが、

財政赤字が悪化しているアメリカ政府、そして、いつまでたっても

抜け出せない経済不振、そんな穴埋めをこんな形でしようと

は思っていないのだろうが、本気で外からの人間を受け入れ

たいのなら、まず“外から見たアメリカ”を見直すべき

ではないだろうか。


まあ、そんな事を言うのは「“ぶた”の耳に念仏」ということわざ

どおり無駄な事なのはアメリカで生活した事のある方なら

痛いほどおわかりでしょう。 


何年か前、飛行機の安全を守るという名目で銃装備をした

警備員を飛行機に搭乗させる案がアメリカ国内であった。 

そのうちに銃装備をした入国審査官が登場するのも時間の問題か。 

なぜ銃が必要になるのか、

彼らの頭にはそんな考えがないのであろう。 


アメリカに核爆弾が落ちる日も、そう遠くならないのかもしれない。


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# by boeing747taka | 2010-09-03 20:38 | ありえねぇ世界ニュース